第十一話 ページ13
其の次の日から、有川の厳しい"教育"が始まった
拳銃の操作、調整、凡てを叩き込み直し
戦略予測の仕方、外での言葉遣いからテーブルマナーまで
有りとあらゆることを＿＿＿＿
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体術も仕込んだ
会ったときから太宰が戦闘向きではないことを見抜いていた有川は
太宰に呼吸や間合いの読み方、相手の戦闘パターンを読み取る目を養わせていた
'
其の一方で、彼女は太宰との時間を大切にした
約束した通り、食事は毎日一緒にとったし、他愛もない話をしたり、
出来るときは一緒に寝たりもした
二人で名を考えた狼には『ルー』という名を与えた
犬嫌いな太宰も、今では自分から触りに行けるようになった(ルー限定だが・・・)
'
'
そんな日常が過ぎていき、
何時の間にか、三ヶ月という時が過ぎていた＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「楽しそうじゃの、A殿・・・・」
『そう見えるか？』
頷く少女に思わず有川は微笑む
彼女は『尾崎紅葉』
有川の茶飲み友達である少女だ
そして、彼女を慕う者の一人でもある
「最近、働きすぎではないのかえ？私は其方の身体が心配じゃ・・・」
『何、大したことじゃないさ。それよりも、
私は御前と"彼の若者"との関係の方が心配だがな？』
有川がニヤリと笑うと尾崎は顔を赤く染めた
全く可愛い奴だなと心の中で呟きながら有川は珈琲を啜る
'
そんな時間を過ごしていると、尾崎の部屋のドアが開く音がした
「おお、帰ったのかえ？」
彼女が声を掛けた方には一人の少年が立っていた
吸い込まれそうな青い瞳に、光を受けて輝く橙の髪＿＿＿＿＿
まだ幼さを残した、あどけない少年だった
「私も一人預かることになってな？童、此方へ・・・・」
「先日此処に入った、『中原中也』という。
ほら、挨拶せい。」
また、新しく出会う＿＿＿＿＿＿
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月17日 17時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます。此方で設定していた夢主の名前を誤って掲載していました。修正致しましたのでご確認ください。ご指摘感謝いたします。また何かあればコメント等お願いします！ (2021年4月2日 0時) (レス) id: b3ca34c5e8 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 28ページ 涙さんが とは誰の事でしょうか?? (2021年3月31日 0時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - ぴのさん» 有川『ぴのさん、お褒め頂き光栄だ。貴方は治のことをよく判ってらっしゃるのだな ....今後作者も学んでくれることだろう。ご指摘、感謝している。これからもこの物語を見守ってくれ』 (2019年4月14日 23時) (レス) id: c44f57a01a (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - ぴのさん» コメントありがとうございます！そうですよね、私も判ってるんですが何分映画特典が出る前に書いた話だったので多分推測で私っていう一人称になってるんだと思います....(あくまで私の妄想の塊ですので ...)ご指摘感謝です！今後の参考にさせていただきます。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: c44f57a01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーク | 作成日時：2018年3月12日 23時
