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『秀吉！』
少し走ればすぐに追いつくことができた。
秀「A？なんで？」
『あのさ…、』
お節介かもしれない。嫌われるかもしれない。
でも、私は秀吉に何かあるなら知りたいと思った
『ちょっと、公園にでも行かない？』
秀吉はOKしてくれて、ふたりで公園に向かう。
公園にはあまり人がいなくて、小さい子が2、3人遊具で遊んでいるだけだった。
ベンチに隣同士で座る。
秀「どしたん？」
『さっきのなんだけど…。』
秀「ああ、あれか。」
過去の話なんやけど。そう言って、秀吉は自分の過去を話し始めた。
秀「…だから、俺は銀杏高校に決めてん。」
『そっか…。』
銀杏高校に行きたい理由は、前にも少し聞いたことがある。
まさか、こんなにも過去の話からだとは思ってなかったけど。
秀「俺といるの、嫌になった？」
不安げに聞いてくる秀吉。
『そんなことないよ。』
これは、100%本心だ。
過去の話なんかで幻滅なんてしないし。
秀「良かった。」
『わっ…』
秀吉が抱きついてきた。
秀「こんなこと話したら、Aが離れていくかも…って思って言えへんかってん。」
『もっと、教えてほしい。秀吉のこと。』
『…そんな、簡単に嫌いになったりしないから。』
秀「フフフ。ありがとう。」
「俺のこと、好き？」
『うん。大好き。』
秀吉は嬉しそうに笑った。
『秀吉は？』
秀「俺も。愛してる。」
『///帰ろっか。』
きっと、私たちは顔が真っ赤だったと思う。
手を繋いで歩き始める。
『そういやさ、今度みやびちゃんとピクニックすることになったんだよね。』
秀「ええやん。良かったな。」
『それで、みやびちゃんが秀吉も一緒に行かないかって。』
秀「行く行く！」
『じゃあ、3人で決まりだね。』
話しながら歩いていると、あっという間に家の近くまで来た。
いつも、親に秀吉のことは言ってないので近くまで送ってもらう。
「じゃあね。」と言おうと思い、繋がれた手を解こうとすると、秀吉に腕を掴まれた。
『なに？』
秀吉の顔が近づいてくる。
頬に柔らかい感触がした。
キス、されたんだ。
秀「じゃあ。」
『また、明日。』
恥ずかしくなってそのまま走って逃げてしまった。
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Macaron.。(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます！夏休み中に本編の方も書いてみようかな…と思います。これからもよろしくお願いします🙇 (7月19日 23時) (
レス) id: 0435f914bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 本編の更新待ってますので、更新頑張ってください。 (7月19日 21時) (レス) id: 09c3d2c8dd (このIDを非表示/違反報告)
Macaron.。(プロフ) - 千鶴さん» ありがとうございます！これからもゆっくりめのペースではありますが、更新頑張ります。 (2022年9月24日 11時) (レス) id: e961c94952 (このIDを非表示/違反報告)
千鶴 - とっても面白かったです！更新待ってます！頑張ってください！ (2022年9月23日 11時) (レス) @page8 id: 59220ffc51 (このIDを非表示/違反報告)
Macaron.。(プロフ) - 美優さん» 教えてくださりありがとうございます！参考になりました！ (2022年8月29日 11時) (レス) id: e961c94952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Macaron.。 x他1人 | 作成日時：2022年7月27日 19時
