私の先生どこいった？

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時と言うものは過ぎてゆくのが早い
陽菜乃と帰ってからあっという間にカルマ達が迎えに来てくれた
カルマとカエデと渚と…皆変わってないようで、でも少しずつは変わってるのかな？

カルマ｢A。久しぶり｣

｢電話で話してたけど、会うのは久しぶりだね｣

カルマ｢そうだね｣

渚｢A、まだ背伸びた？｣

｢そうかな？｣

渚｢僕はまだまだ抜かせそうにないよ｣

カルマ｢じゃあその背を活かしていっその事女の子になる？｣

渚｢ならないよ！｣

カエデ｢また始まった。今日で3回目だよ｣

カルマ｢だってなかなか渚が頷いてくれないんだもん｣

渚｢頷かないよ｣

カルマと渚のやり取りとかそれを見たカエデの笑顔とかやっぱり昔に戻ったみたいでほっこりとする
そう思う度にやっぱり私はE組の皆が好きなんだとこの3人を見ただけで思う

カルマ｢A？何ぼーっとしてんの？｣

カエデ｢早く行こっ｣

渚｢今日はカラオケでストレス発散だって｣

｢うん｣

私達はそのままカラオケ店へと向かった





｢やっぱ3人うた担だけあって歌上手いね｣

カラオケでストレス発散した後私達はハンバーガーショップに向かっていた

渚｢そんな事ないよ｣

カルマ｢俺よりもAの方が上手かった｣

カエデ｢うん。そうだよ｣

｢そうかな？｣

私的には3人の方が上手い気がしたんだけど…それに個人的にカルマの歌声結構好きなんだよね
イケボだし、音程むっちゃあってるし。もちろんカエデと渚も好きだけどね

カルマ｢A？｣

ふと前を見た
……あれって明智じゃない？…その前には原田先生とチア部の生徒がいて……
なんでチア部？体育館ですればいいのに…それとも、もしかして…練習出来ないからここに来たの？

カエデ｢A？おーいA？｣

｢あっごめん。どうしたの？｣

渚｢さっきからずっとぼーっとしてたから。もしかして疲れてるの？｣

｢ううん。違う。じゃあ行こっか｣

私は、何か違和感を覚えた
原田先生やチア部を見るようにしていた明智。その手にはスマホがあって

｢もしかして｣

明智は本当に原田先生を辞めさせようとしてんの？

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