貧乏少女は知っている。

#15 ページ17

Aside
あの後呼び出されたけど杏奈がまるーく先生をまるめこんでくれた。

授業はあれで終わりだったので帰り道。

杏奈と沙羅と三人で帰っていると…

「あっあの！神崎さん！」

この声は

「立花さん？」

なんのようだろう？

「よ、よかったら秀明の無料体験にきませんか！？神崎さんと友達になれたから…私の友達に会わせたいんだけどいいですか？」

わーかわいいっ！無料ならいくかな？

「ねーねー私達は？友達じゃないの？」

杏奈がいうと立花さんは目を輝かせ沙羅は険しい顔つきになった。

「え？いいの？」

「ん？いいけど。ねぇ沙羅」
　
「私友達は杏奈とAだけ」

んー沙羅は人付き合い苦手だしな

「体験だけいこ。ね？」

私と杏奈が説得ししぶしぶ了承してくれた。

ふぅ…

家に帰って優月にきいた。

そしたら目をキラキラさせて

「お姉ちゃんが！？うんうん！いっていいよ！てかいって！」

そ、そんなに私がいやなのかな？

お母さんにも電話でOKをもらえた。

駅に集合し秀明にいくと立花さんはもういた。

「カフェテリアにいってもいい？」

もちろんOK。友達にあうのかな？

いいこだといいなー

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