また君と一緒に_Season２

−７６− ページ26

※ 時間ぶっ飛ばします！すみません！






――――――




No side








そしてギャーギャー騒いだあの日から








月日が経つのは早く









桜の木の下に卒業証書を持って立つ1人の少年









「炭治郎」＿









そう呼ばれた少年はパッと振り返る







するとそこにはグレーの髪を揺らす女性







少年はその人の元へと走り抱きしめる









炭治郎「迎えに来てくれたのか」







A「うん、卒業おめでとう」







炭治郎「ありがとう。これでやっと貴方の隣に立てる」







A「ハハッ、ずっと待ってたよ」









微笑みどちらからともなく手を繋ぐ








ギュッと繋がれた手








そんな二人を呼ぶ仲間達









天元「おーい、早く来いよ」







禰豆子「Aさーん、お兄ちゃーん！」








A「今行くー」









大きく手を振る姿を微笑ましく愛おしそうに見つめる







それに気づいたAは頬を染め笑う







短いようで長く、長いようで短かった時間







すれ違い、ぶつかって、笑いあった









炭治郎「今度こそ死ぬまで貴方と」




A「今度こそ死ぬまで君と」









＿「一緒に生きていたい」＿









同時に歩み出した足は






これから先の幸せな未来に向かって＿









「また君と一緒に」＿fin.

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