幽霊の見える小学生になった件

五件目 ページ6

「保護者の都合で引っ越してきた安室Aちゃんです。みんな仲良くしてあげてね。」
『Aです。よろしくオナシャス。』
何故か警察学校組とも一緒だ。
《小学校とかいつぶりだろ？》
《やべー懐かし〜》
何しに来たんだこいつら。帰ってほしい。
なんやかんやでちょっかいをかけられている。おい。コナンくんとこの幽霊たちと会釈しあうな笑うだろ。
「席はコナンくんの後ろね。」
『はーい。』
あの関西出身のツインテールの子がいない。ってことはその代わりが私ってわけか。
「昨日ぶりだね。」
『そうだね、コナンくん。』
「あら、江戸川くん知り合い？」
「おー、安室さんのとこで世話になってるだと。」
『安室A！よろしくね、えっと…』
演技力が高いね！我ながら！
「灰原哀。」
おぅ、くーる！
『哀ちゃんって呼ぶね！』
《よかったね、友達ができて。》
ヒロお母さんじゃん…
こっそりうん。といった。

授業簡単すぎワロタ。(

こういう経験したことないから最高の気分だよ…(しみじみ)
《授業ちゃんと聞けよ〜？》
"お父さんみたいだね。"
ノートにそうかく。
《誰がお父さんだ！》
《班長、お父さんぽいからね〜》
"班長って名前なんだね。"
一応そうかいておこう。笑うな笑うな。
転校初日からやばいやつになる。前のコナンくんと哀ちゃんも暇そうだ。
小学生でもいいかもなぁ。

「Aちゃんって呼んでもいい？」
『勿論だよ！えっと、ごめん名前聞いてもいい？』
知ってるけど。
「吉田歩美！」
歩美ちゃん。すると、とたとたと他のこも来る。
「俺は小嶋 元太！好きな食べ物はうな重！」
「僕は円谷 光彦です！」
『歩美ちゃん、元太くん、光彦くんよろしくね。』
かわいいね。
「Aちゃんも少年探偵団はいらない？」
えっ〜と。
『ごめんね、探偵ってあんまり興味なくて、』
ややこしいことになりそうだしね
「えー、」
「無理矢理いれるのはかわいそうよ。」
灰原お母さんの一喝がはいる。
「そーだぞ、おめーら。(俺の時は強制だったけどな。)」
『でも、探偵なんだね。安室さんみたい。』
さすがに探偵ってことは言っても大丈夫だろう。
「なにか困ったことがあったら言ってくださいね！」
『うん。』
たぶん、安室さんが何とかしてそうだけど。

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