実質ユンギのせい ページ7
5,6時間目の授業も終わり、帰りのHRをやっていると、廊下に人影が見える。
隣のクラスとかかな、うちも早く終わんないかなと思っていると、
｢ ねぇねぇ、あれAちゃんの彼氏？ ｣
廊下に居る人影を指しながら、隣の席の最近よく話す男子がコソコソと話しかけてくる。
『 いや、彼氏もなにも居ないんすけど 』
｢ なんかごめんね……すごいAちゃんのこと見てるから…… ｣
彼氏がいない事に同情され、なんだか哀れな気持ちになりながらもう一度廊下の人影を見てみると、目が合う。
げ、という声が教室に響いた。
･
･
YG｢ ㅋㅋお前バカかよㅋㅋㅋㅋ ｣
『 実質アンタのせいだろ 』
げ、という私の声が響き、その場で担任に｢ うるさい ｣と怒られた。
その様子を見ていた元凶であるユンギはただいま爆笑中。
ジョングクを迎えに行く道のりで学校を出てからずっと爆笑してる、そのまま笑って腹筋筋肉痛になれ。
ちなみにあの隣の男子には｢ お兄さんイケメンだね！ ｣と褒められた。いや私に何の得もないんだけど。
YG｢ 怒られてんのマジで笑ったわ、しばらくネタだな ｣
『 うるさいよほんと、ジンオッパに遅刻したこと言うからね 』
YG｢ おいやめろそれは勘弁 ｣
『 前にユンギが遅刻してジンオッパにバレた時夕飯抜きにされたよね 』
YG｢ マジであれキツかったからやめろ ｣
『 ユンギが寝てたのが悪いじゃ〜ん 』
そう言っているとジョングクの居る幼稚園に着き、先生に声をかける。
｢ ふふ、今日はお兄さんとなんですね、今ジョングクくん呼んできますね ｣
ふふって微笑まれた。え、微笑まれる仲じゃ無いんだけど？？？
先生がジョングクを呼ぶと、私とユンギに気がついたグクが走ってくる。
JK｢ ヌナ〜〜！ ｣
足元に抱きついてきて、帰ろっかと言うと うん！ と元気の良い声が返ってくる。可愛い。
JK｢ さようなら！ ｣
手を振る先生に対して私とユンギはお辞儀をし、グクを真ん中に3人で手を繋ぐ。
『 グク、ユンギオッパがアイス買ってくれるって！ 』
JK｢ え、ほんと？！ ｣
YG｢ いやそんなこと一言も ｣
お前何言ってんだよ、という目線をジョングク越しに向けられたので、ジンオッパにバラすぞ、という目線で返すとそれを読み取ったのか、へ
YG｢ 早く選ばなきゃ帰るからな ｣
｢ 『 はーーい！ 』 ｣
そう言って3人でコンビニに入った。
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ありん(プロフ) - この作品大好きです！！神作ですね。最高です。大好きです。兄妹のやり取りが可愛い！！って癒されてます！続編おめでとうございます！！応援しています！！ (2019年9月25日 0時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
ほっかー - こんにちは！ 私は、この作品大好きなので続編見たいです！ 更新頑張ってください！ (2019年9月16日 9時) (レス) id: 554553c422 (このIDを非表示/違反報告)
sunayong(プロフ) - はじめまして！いつも楽し読ませてもらってます:) 続編見たいです！！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年9月15日 18時) (レス) id: 30541f0aca (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - 初めまして！この作品大好きなのでぜひ続けていただけたらと思います(*^^*)これからも楽しみにしてます！ (2019年9月15日 13時) (レス) id: 9d411ba96e (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 10年後の話を見てみたいので続編お願いします！！ (2019年9月15日 12時) (レス) id: 0e3f2eecd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：船 | 作成日時：2019年9月1日 2時
