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ふわふわと軽く宙に浮く感覚。
どこか水中にいるように流されるように身を任せる身体。
ゆっくり沈んだ意識は急に目の前が真っ白に眩しくなって目を背けそうになる。
手の甲で目を抑えながら目を細めると、水中から引き上げられる身体。
そして、水面が近付いていく様子を見たのが最後。また暗闇へと戻される。
重く腫れたのか持ち上がらない瞼に力を入れるとゆっくり開く。
目の前に広がるのは赤でも黒でもなく、限りなく白。
そして、鼻をかすめるのは血液の臭いでも鼻を突き刺すような刺激的な臭いでもなく。独特な消毒液の匂い。静かな空間に響く心電音。それは確かに私が生きているという証で。
ふと左手を見てみると痛々しく繋がれたコードに太い点滴。
恐らくここは病院なのだろう。
ゆっくりと身体を持ち上げて状況を確認しようとするが思うように動かない。
左足に激痛が走って上手く身体を起こせないのだ。
『はあ…。』
何故私が生きているのか、病院にいるのか気になってしょうがなかったがまずは状況を確認しない事には始まらないため、枕の横にあったナースコールのボタンを力が入らない指先で押した。
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來夢(プロフ) - ふうゆうさん» ふうゆうさん、コメントありがとうございます。この作品だけではなく他の作品まで見て頂けるとは本当にありがたいです……！これからも諦めずに頑張りますね！！ (2020年7月2日 18時) (
レス) id: 190601da98 (このIDを非表示/違反報告)
ふうゆう(プロフ) - コメント失礼します！來夢さんの作品はいくつか読ませて頂きどれも私が好きな作品ばかりです。コメントに慣れていなく、可笑しな点が多く読みにくいと思われますが１番に言いたいことは応援しています！これから頑張って下さい！ (2020年7月2日 14時) (レス) id: 9a6a3e7bdb (このIDを非表示/違反報告)
來夢(プロフ) - ムスメ3さん» ムスメ3さん、コメントありがとうございます。この作品の完結まで頑張っていきますね！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: 190601da98 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 楽しみに待っております (2020年7月1日 21時) (レス) id: 87b01b0a04 (このIDを非表示/違反報告)
rin0412(プロフ) - そうなんですね！！ 勘違いしてました…すいません！ これからも楽しみにしています！！ (2020年7月1日 20時) (レス) id: 7208dd9f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：來夢
| 作成日時：2020年6月30日 18時
