十二話 ページ21
貴方side
待ち合わせの庭に着くと今度は明石国行さんが気づいてくれた。
明石国行｢お、なんや、えらいべっぴんさんになったなぁ｡｣
『遅くなってしまってすみません…！』
蛍丸｢全然大丈夫ですよ！｣
愛染国俊｢乱になんかされたのか？｣
『ううん、みんなが私の為に買ってくれたらしいの。』
明石国行｢それにしては髪が乾いとるなぁ｡｣
『あ、えっと、お風呂から出たら乱さんに｢ドライヤーで髪を乾かすよ！｣って言われて…｡』
明石国行｢なるほどなぁ。女の子は大変やなぁ。｣
蛍丸｢ねえねえ、国行、早く行こう！｣
明石国行｢走ったらいけませんで｡｣
蛍丸｢わかってるよ！国俊､Aさん、行こ！｣
愛染国俊｢ああ！｣
そう言って蛍丸さんは私の手を引っ張って走り出した｡
明石国行｢走ったらいけないって言うたのになぁ。｣
そのあと、色々教えてもらった。この本丸のこと、私たちは主に何をしているか、など。
蛍丸｢内番はあわせて6名だけど、もしかしたら慣れさせるために明日は付き添いって形で内番やるかも。｣
って、蛍丸さんが言ってたな。どうなるか分からないけど後で、主に聞いてみようかな。
ちょうどその時に、今度は私が質問された。
愛染国俊｢なあなあ、なんで、乱とかには“乱さん”なのに、俺たちは“愛染国俊さん”って呼ぶんだ？｣
『藤四郎さんたちがいっぱいいるから…かな？』
愛染国俊｢へえー、まあ、いいや！なぁ俺のこと呼び捨てでいいぜ！“国俊”って呼んでくれよ！｣
蛍丸｢国俊だけずるい！俺の事も、“蛍丸”って呼んでよ！国行も呼び捨てでいいよ！｣
明石国行｢自分はなんも言うてへんけどなぁ。｣
蛍丸｢だめなの？｣
明石国行｢好きなように呼んでくれて構いません。｣
愛染国俊｢ほら！早く呼んでくれよ！｣
『え、えっと…国俊、蛍丸、国行？』
国俊｢おう！｣
蛍丸｢はーい。｣
国行｢はいはい。｣
『じゃあ、これから呼び捨てで呼ぶね？』
来派の皆｢｢ああ！｣｢はぁーい！｣｢わかりました｡｣｣
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ゆっち - 面白かったです。更新頑張って下さい ！‼️続きがみたいです。 (2022年9月28日 16時) (
レス) @page43 id: f8c9fe1d36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜好きさん | 作成日時：2020年2月16日 16時
