happiness (ページ25)

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WN「……ユノってなんか明るくなったね」

ひっさしぶりのゲーム途中。
新作のRTAをウォヌヒョンとやり始めて1時間たったくらいのこと。
さっきまで映像の綺麗さしか口に出してなかったヒョンが珍しく僕の話題をふってきた。

『えっ、僕の話題なんて珍しいねヒョン。』

WN「いや、なんか最近いきいきしてるよ、お前」

淡々としたリズムで話す僕達。
口数が少なく感じることもよくあるけど、何気にこの距離感が1番ちょうどいい気がする。

『えー…自分でもわかんないかも。』

ていうかいきなり聞かれて驚いてる。

WN「会ったときはめっちゃクールみたいな感じ
　してた。」

『やー。それはウォヌヒョンもだよー。』

雑魚キャラのゴブリンを倒して2人で先に進む。

WN「うわっこいつ、強い」

『何言ってるんですかヒョン。さっき倒しましたよ』

WN「違うよ、色が違うから強いの。」

『ほんとだ』

話が変わってきてるのはわかるけど実際敵が強かったので変な雑談をしてる暇はない。

WN「あー、強かった……

　 …やっぱユノっていいやつだよね。」

いや唐突すぎる

『え？今日は妙に素直ですねヒョン。
　いつもなら弱いってバカにしてきますよ。』

WN「違う、ゲームじゃない。」

ゲームじゃないことで褒める方が珍しい。

WN「ユノはメンバーみんなと仲良くて、
　気遣って、走り回って、大変そう。」

メンバーみんなと仲良いのは努力してるからで
気遣ってるっていうのは多分無意識だから理解できるけど、走り回ってはいない気がする。

WN「疲れないの？」

『疲れませんよ。逆にみんなと喋れるから疲れが
　休まるんです。』

WN「…それガチで言ってんの？」

『ガチです。』

WN「勉強会も？」

『勉強会も』

WN「ミンギュとの散歩も？」

『はい、散歩も』

WN「俺とのゲームも？」

『もちろん』

WN「ふーーん」

無表情を装っているウォヌヒョンだがゲーム画面に反射してにやけているのがよくわかる。

わしゃわしゃと撫でられた頭は鳥の巣みたいにくしゃくしゃになった。

WN「…お前は大切な弟だから無理すんなよ」

小声で言ったウォヌヒョンだけどしっっかり聞こえてたので、しっっかり返事する

『僕もそう思ってますよヒョン』

画面に写ってるヒョンの顔はかなりゆっるゆっるの頬だ。

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デビュー後

@__
→またウォヌがディノとユノのこと見つめてる

　@__
　→相変わらずの強化ペンw