ヤンデレ教室part3【黒バス】

four＊HAPPY END ページ7

覆っていた手を退ける




虹村先輩は青峰くんを抱えて、理科室へ寝かしてた



虹「大丈夫だ、寝ているだけ
いっつ…こいつ本気で殴ってきやがった」



虹村先輩の頬は少し腫れて口元から血を流していた



えっ血っ!?



『先輩!! 血が出てます!!』



私はポケットからハンカチを取り出して


虹村先輩の口元を拭う



虹「いって！ もうちょい優しくしろ!!」



『仕方ないじゃないですか！
あ、青峰くんも血が…』



私は青峰くんに近より、血を拭く



痛そう…



虹「ハァ…
お前、ホントに優しいよな」ﾎﾞｿ



『へっ？』



虹「なんでもねーよ
さっ行くぞA」



『あっはい！
待ってくださいよ!!』



先に行った虹村先輩を追い掛ける



虹「おせーよ、早く行かねーと見つかんぞ？」



『うっはい…』




途中、黄瀬くんや紫原くん、クラスの人に会ったりしたけど



その度に虹村先輩は私を助けてくれた



そんな虹村先輩に心揺らぐ私がいる



そう気づいていた




私には大切な、大好きな緑間くんがいるのに



玄関に出るとき、緑間くんがいた



『緑間くん！』



私は彼に駆け寄る




あれ？



なんか変



俯いて何かを言っている


聞き耳をたててよく聞いてみると



緑「Aは俺のモノAは俺のモノAは俺のモノAは俺のモノ＿＿＿＿＿」



そう何度も言っている



『緑間…くん？』



虹「Aっ!! 緑間に近づくな！
こいつ可笑しい!!」



『へっ』









＊

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