純白の天使3 HSJ

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涼介｢っ、女なんだから自分の体の心配ぐらいしろよ！｣




女なんだから。私はその言葉が嫌い。




別にレディーファーストが嫌いなんじゃない。





ジャニーズという男社会に入って、女だから休んでろとかやるなとか言われるのが嫌なんだよね。




｢最低。｣




リハ室にいるのが嫌になって立ち上がると、まともに立てなくて近くに立っていた薮くんの方に倒れた。




宏太｢え、A！？大丈夫か。｣




薮くんが支えてくれたから大丈夫だったけど、手に持っていた鞄を落とし、中身をぶちまけた。




鞄の中には睡眠障害の薬も入ってて。





侑李｢...睡眠導入剤...？｣




光｢え？｣




雄也｢A、どういうこと。｣




｢っ...皆には関係ない。｣




侑李から薬の袋を奪い取り急いで扉の方に向かう。




涼介｢おい、ちょっとまっ...｣


｢...！やめて。女だからとかいう人と一緒に活動したくないんだけど。｣





掴まれた手を振り払って廊下へ飛び出した。





大貴｢A！待って！｣




追いかけてきたのは大ちゃん、光くん、裕翔、いのちゃん。




涼介は、いないか。




｢...黙ってたのはごめん。｣




慧｢ね、睡眠導入剤ってどういうこと。｣





｢.......。｣




裕翔｢リハ室戻ろ？山だって心配してるよ。｣




｢ごめん、1人にして。｣




光｢1人にしてって、そんなフラフラでどうす…。｣




光くんの、言葉を全て聞く前に意識を手放した。



大貴side

大貴｢A！！｣



急いでAの所に駆け寄る。




光｢頭打った...よな。｣




慧｢血...。｣




倒れた時に運悪く近くの鉢植えにおでこをぶつけたA。




出血してるし、やばいんじゃね。




裕翔｢山達呼んでくる！｣




裕翔は急いでリハ室に戻った。




いのちゃんは救急車呼んでくれてる。




大貴｢Aっ、、｣




どうしてこうなったんだよ...




Aが苦しんでることに俺らは全く気づけてない。

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