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相談 宏太side ページ3

涼介と知念の部屋で“カインとアベル”の最終回(涼介のキスシーン)を見てたら、急にAが立ち上がった。





「明日もあるから、もう寝る。」




悲しそうな顔のAが部屋を飛び出していった。




なんか、そのまま集まってるのも嫌で自然とお開きになった。





涼「薮ちゃん、これAに届けて来て。」






涼介に渡されたのはAのスマホ。





「え?涼介が…。」




行けば?って言いかけてやめた。





「ん。わかった。」




涼「任せたよ、薮ちゃん。」




任されたよ、涼介。




コンコン…
「A?入るよー。」




扉を開けると部屋は真っ暗。




ベットの上に白い塊があった。




「A、どうしたの?具合悪い?」




その塊の隣に座るとすすり泣く声が聞こえた。




「…薮…くん。」




そんなに目を真っ赤にして、声も少しかすれている。





「ね、涙とまんない。なんで?」





「ん、とりあえず落ち着こ。」




Aが落ち着くまでゆっくり背中をさすること10分。





「落ち着いた?話せる?」



「うん。……なんか、やだったの。涼介の、キスシーン見るのが。辛くって……。」




そっか、そういうことか。





「他のメンバーのキスシーンは見れたけど、涼介のだけは、見たくなくて。」





それはつまり…。





「涼介のこと好き?」





「でも、メンバーだよ。」




確かに、そうだけど。





「別にその想いをやめちゃう必要は無いんじゃない?」





「うん…。」




「じゃあ、俺部屋戻るね。明日に備えてちゃんとねるんだよ!おやすみ。」




「おやすみ。ありがと、薮くん。」




頑張って欲しいなAには。

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美紀 - JUMP大好きで7担当です最高です (2018年12月27日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずき | 作成日時:2018年10月21日 21時

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