【クロロ】綺麗な輝きを ページ1
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無言で瞳を見つめられて、何時間がたっただろうか
それすらもわからない程に目の前にいる男、クロロは私の瞳を見つめ続けていた。
『…まだ見るの?』
『ああ。』
冷たく、短い言葉で言い放たれた言葉は私にとっては絶望と言い表すには大きすぎる感情を抱く
『うぅ…そんなに見られてたら何も出来ないじゃん…。』
『そうか。』
『そうかじゃないって…』
はぁ…、ため息をつくとクロロを止めることは出来ないのだと理解し、私は口を閉じた
クロロは世の中では有名な盗賊団、幻影旅団の団長なのだが、こんなにも暇なのか
出会いは語るには平凡すぎて、至って普通だ
簡単に説明すると、私の働いているカフェにやってきたとゆうありきたりなものだ
まぁ、今となっては誘拐されてしまったんだけど
どうやら、初めて出会った時に、私の瞳に心奪われた(?)らしく、通いつめるよりも誘拐した方が早いって団員さんに言われて、素直に誘拐してきて今に至る
…純粋か。
とツッコミたくなる。
ツッコンだけど。
『…私の目なんかよりも宝石の方が十分綺麗だと思うんだけどなぁ。』
『宝石にはない輝きを持っている。
飽きれば解放してやる。』
『飽きればって…。』
いつ飽きるかもわからないその時を待ってろってことですか…
私は犬じゃないんですよ……。
『…でも、まぁ…その時まで付き合っててあげるよ。』
なんだかんだで、褒められるのは嬉しいからね。
クロロの気が済むまでは瞳をあなただけに。
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結梅(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!! (2020年6月3日 9時) (レス) id: 1228fc8387 (このIDを非表示/違反報告)
ユーリンチー - 楽しみに待ってます! (2020年2月23日 3時) (レス) id: 93c5d350f5 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - クラピカぁあぁあっ!なぜ殺したぁあぁあ!! (2019年10月31日 23時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - キルアのかわいさに脱帽した (2019年7月25日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カエデ | 作成日時:2019年7月23日 4時