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Side- Ryohei
阿「う〜ん…流石に大人になってから急に男女が一緒に住むって…ねぇ？」
知らない義弟くんをこんな風に言ったら失礼かもしれない。
俺らはAちゃん可愛さに考え過ぎなのかもしれない。
…そうは思っても、心配せずにはいられない。
『う〜ん、そうかなぁ？でも良い子だったよ。
あ、そう！……芸能人なんだって』
阿佐「「 はぁ！？ 」」
『わぁ、さっすがシンメ！ハモった！』
呑気に拍手するAちゃん。
佐久間も知らなかったみたいで目を見開いて驚いている。
佐「それは聞いてないぞ！誰なんだ！！」
阿「Aちゃんは知ってる人だったの？」
『んーん、申し訳ないけど知らなかった。
でもその後調べたりもしてない。
ちゃんと自分で、義弟くんの事知りたいから』
真っ直ぐな言葉に俺たちは何も言えなくなった。
そうだ、Aちゃんってこういう子。
ジャニーズだとか関係なく、きちんと個人として接してくれる。
変なフィルターをかけないと言うか何と言うか。
だから俺も普通に友達になれたんだと思うし、
佐久間もずっと妹のように可愛がって仲良くしているんだと思う。
……佐久間に関してはそれだけじゃないと、俺は思ってるんだけど…
阿「まぁそれもそうだね。
もしAちゃんが何か困ったりしたら
相談に乗るから。何でも言って？
勿論この事以外でも、ね」
『ありがとう。阿部ちゃん大好き！！』
阿「ふふ、俺も大好きだよ」
Aちゃんが満面の笑みを浮かべれば、自然と俺も笑顔になる。
年齢よりも少し幼く見える彼女を不思議と甘やかしてしまうのは出会った頃から。
佐「お〜い、佐久間ここに居るでやんすよ〜」
阿「うん、居るね」
『知ってるよ』
佐「おいおい、阿部ちゃ〜ん、Aた〜ん
二人の世界作らないでくれよ〜」
…そして佐久間がこうして茶化すように拗ねるのも昔から。
笑ってるから本当に拗ねてる訳じゃないんだけど、どこまで本気かわからない。
佐久間には彼女がいた時もあったし、俺の思い違いかと思ったりもしたけど…
やっぱり佐久間がAちゃんに抱いてるのは
恋愛感情なんじゃないかなって。
本人がそれに気付いていない、とか…
佐久間ならありそう。
思いふけって黙り込んだ俺を不思議そうに首を傾げて俺を見るAちゃんに、何でもないと首を横に振った。
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ゆゆ(プロフ) - 純さん» ありがとうございます！本当はもっとあっさり終わる予定だったのに、書いているうちにキャラが勝手に…(実際は文章力の問題)。もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 更新楽しみしてます！！オチどっちなのかめっちゃ気になります！わたし的にさっくんが、、、、これからも楽しみにしてます！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます！マイペースながら更新していきたいなと思っています。ピュア感が出せるか分かりませんが、上手いこと流れに組み込めたら良いなと思います。 (2019年10月13日 14時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - とても面白くて続きが楽しみです！ちょっとピュアな流れが見たいです。無理せずマイペースに更新お願いします!! (2019年10月12日 15時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！はたして私が甘いのを書けるのか疑わしいところですが話の流れでご希望に添える事が出来そうであれば挑戦してみます← (2019年10月11日 20時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年9月8日 11時
