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仕事終わりに同期とご飯。
彼氏が仕事の関係で外食するらしく、夕飯一人だから〜って独り暮らしの私に声が掛かった。
帰っても一人で作って一人で食べるだけだし、一緒に食べてくれる相手が居るのは有り難い。
何より外食って贅沢ではあるけど楽なのが良い。
「気をつけて帰ってよぉ〜、Aかんわいいんだからぁ」
『私は大丈夫だから、自分の心配してってば』
明日も仕事なのにしっかり酔っている同期の方が心配で仕方ないけど、車で迎えに来た彼氏さんに託して手を振って見送る。
大学の同級生らしい彼との惚気話はよく聞かされてて、こう迎えに来てくれたりする姿を見ると、いいなって純粋に羨んでしまう。
そんな時にパッと浮かんでしまった相手の顔を慌てて消すように首を横に振る。
…普段一人でも何ともないのに、
さっきまで楽しく過ごしていたからか、一人の帰り道がとても寂しく感じてしまう。
「もう帰るの？」
『帰ります』
突然知らない男性に声を掛けられ、いつもなら無言を通すのに何故か答えてしまった。
それでも足を止めなければ諦めるかな、……って考えは甘かった。
「友達待ってるんだけどさ30分くらい時間開いてて」
『……』
「お茶でもしない？」
『急いでるんで』
「帰るだけでしょ？」
……何故最初に答えてしまったんだろう。
言い訳が見付からずに一瞬間が空けば、手首を掴まれる。
「あ、ごめん。この辺詳しい？時間潰せる場所教えてくれないかな？」
『詳しくないです、離して下さい』
「凄く好みなんだよね」
だから何だと言うんだ。
早く帰りたい。
掴まれたままの手を引っ張られ距離が近付く…
と思いきや
反対の腕を引っ張られ、
そのまま男の手を払うようにして抱き寄せられる。
顔を埋めるような体勢で相手の顔は見えないけど、私はこの手を知っている。
─「俺のとこに早く帰して貰えます？」
やっぱり、
聞こえてきたのはよく知っている声。
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ゆゆ(プロフ) - 純さん» ありがとうございます！本当はもっとあっさり終わる予定だったのに、書いているうちにキャラが勝手に…(実際は文章力の問題)。もう少しお付き合い頂けたら嬉しいです！ (2019年10月22日 19時) (
レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
純(プロフ) - 更新楽しみしてます！！オチどっちなのかめっちゃ気になります！わたし的にさっくんが、、、、これからも楽しみにしてます！ (2019年10月21日 20時) (レス) id: d3ea9b51f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます！マイペースながら更新していきたいなと思っています。ピュア感が出せるか分かりませんが、上手いこと流れに組み込めたら良いなと思います。 (2019年10月13日 14時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - とても面白くて続きが楽しみです！ちょっとピュアな流れが見たいです。無理せずマイペースに更新お願いします!! (2019年10月12日 15時) (レス) id: fb3e710945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めめさん» ありがとうございます！はたして私が甘いのを書けるのか疑わしいところですが話の流れでご希望に添える事が出来そうであれば挑戦してみます← (2019年10月11日 20時) (レス) id: ac690e68a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年9月8日 11時
