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「合コン？」
「そう！頼まれちゃって！お願い！隆二さま！」
恒例、週末同期飲み。
登坂は仕事で遅れるので隆二と乾杯。
ここぞとばかりに持ちかけた珍しい私の依頼に
隆二はビールを片手に驚いた顔をしている。
「それ、Aも来るの？」
「まぁ、はい、一応、幹事として？」
「ふーん」
まだ健二郎さんのことは言ってない。
とりあえず隆二にイエスをもらわないと。
「別にいいけど」
あっさりと了解をしてくれた隆二にまずは心の中でガッツポーズ。
まずは、よし。
「Aの方から合コン持ちかけてくるなんて珍しいよね」
「え、ま、まぁ」
「何か企んでる？」
さすが隆二。
野性の勘か？するどい。
「それであのー、面子なんですけれども」
「うーん、何対何がいいかな」
「まぁ２対2でも3対3でも」
「臣と俺とAと女の子？
ってそれだといつもの飲み会になっちゃうよねー」
健二郎さん
その名前を出すのに何故か緊張する。
彼に関してアクションを起こすのは初めてかもしれない。
「同期だとAがつまんないか。
だったら先輩か後輩」
「ど、どっちかっていうと先輩がいいかなぁー」
「先輩かー。せんぱい、せんぱい。
フリーの人がいいよね」
フリー縛り！？
まずい、それだと健二郎さんが当てはまらない。
「き、き、既婚者はダメだよね、うん！
まぁ彼女持ちで軽い気持ちで飲みに来てもらうくらいの人なら別にねぇ？浮気じゃないし、こう、その場を楽しんでもらうというかね？歳もまぁ離れすぎてない方が」
「A」
名前を呼ばれて
無駄に饒舌になった口をつぐむ。
私を見て、隆二はクスッと笑った。
「それ、健二郎さん呼んでってこと？」
「え？あ、あーまぁ、うん、それはそれでありかもなんて」
「なるほど、そっちが狙いか」
…バレてる。
天然の癖に
変なところでするどいんだから。
「でも俺、健二郎さんと合コンいくほど仲いいわけじゃ」
「おつかれー」
絶妙なタイミングでの
登坂の登場。
登坂は、確か。
「あー！暑っ！猛暑やばくね？
俺、生中お願いします」
居酒屋の店員にドリンクを頼むと
ようやく私と隆二から注がれた視線に気付く登坂。
「え、なに？何見られてんの、俺？」
「３対3でやろっか。臣入れて」
「うん」
「何の話？」
登坂は確か
健二郎さんと仲が良い。
「臣、合コンしよっか。
俺と臣と健二郎さんとAと女の子二人で」
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じゅん(プロフ) - お久しぶりです。更新ありがとうございます！ (2021年7月11日 16時) (
レス) id: c029804656 (このIDを非表示/違反報告)
ちはる(プロフ) - もう、お話の続き見れないですか？(*´ω｀*)わたし、NEEさんの小説も東京も大好きです(*´∀`) (2020年5月13日 10時) (レス) id: 48e30b0c83 (このIDを非表示/違反報告)
amiryu(プロフ) - NEEさんだー (￣□￣;)!!！・・好きです(///∇///) (2019年8月25日 0時) (レス) id: 536b1e31eb (このIDを非表示/違反報告)
ぽちこ(プロフ) - NEEさん、お帰りなさい！！またツクールに来るのが楽しみになりました★ (2019年8月24日 20時) (レス) id: 1e1bf63da6 (このIDを非表示/違反報告)
梨香(プロフ) - いいですっ！こんな同僚2人私も欲しいです((笑))。しかも私が好きな臣ちゃん。そしてカタオモイには健ちゃん…たまりません！これからも楽しみにしています！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: 64c500100f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NEE
| 作成日時：2019年8月18日 1時
