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「ねぇ聞こえてますか跡部くん」
腕を引かれながら歩く。
ズカズカ行ってるように見えるけど
実は私が歩きやすいように歩いてくれている。
妙なとこで優しいな。
なんて思う私は俺様系跡部に毒されているのか。
「あーとーべーさーまー勘弁してよー」
唯一抵抗できる声は無視ですか。そうですか。
最終手段で歩いてる足を止める。
すると跡部も続いてピタリと足を止めた。
「……なんでお前頑なにこねーんだ？」
振り返って問われる。いやだからあんたに惚れるから…って言える訳ないな。
「なんでって……うぅんまあこれといった理由は…な、い……」
「じゃあ別にいいだろうが」
そう言って前を歩こうとする跡部に焦って必死に問いかける。
「じゃ、じゃあなんなんなんで練習見に来てほしいの！？！？」
いくら焦ってたからって噛みすぎでしょ私の口。
「それはだな……なんでだろうな」
分かんねぇのかよ！
「ってことで行くぞ。お前に拒否権なんてねーんだからな。」
え、さりげなくひどい事言ったよね跡部。
でも自然すぎて結構わかんなかったわ。
どちらにしろ着いていかなきゃならないことに
もう抵抗する気が失せたので大人しく歩く。
こうなったら当たって砕けろって
親指を上に立てながら神様も言ってるし、頑張ろ…
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています！この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2019年7月10日 23時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：8zaki | 作成日時：2018年4月18日 22時
