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「…何?
梨愛って結萌に媚でも売ってたの?」
…そう言ったのは
学級委員の友達(?)の3人のうちの1人
…えーっと…誰だっけ…
「…媚?」
「そうそう、女が女にするっていうのも珍しくもないでしょ?」
そういうと周りがくすくす笑いだした
「…んな…わけ…」
「梨愛はそんなことしてないから!
私達は友達だから!」
先生も何とかしようと考え込んでしまっている
周りは私が結萌に媚びをうっていたと完全に思い込んでしまった
「うわー、結萌さんを利用したってこと?」
「相手の機嫌見計らってしたのか…」
いやいや…あなた達も相手の機嫌見計らうことなんて沢山あるでしょ…
…というか、なんで私が媚びをうっていたことになってんの…
違うからね
「はぁー、結萌も可哀想だね、こんなクソ女に騙されてたなんて」
「…はぁっ!?
違うよ、梨愛はいい人だからね!」
「それも、騙されてるんだよ?
いい加減認めた…」
「香恋、アンタがそんなこと言う子とは思ってなかった」
そう言いかけた彼女(香恋っていうらしい)の声に大声を被せてきたのは…
味方には何があってもならないと思っていた
意外な、人物だった
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夢咲花 - これからがとっても楽しみです (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲花 - 書いてくださってありがとうございます (2019年3月5日 15時) (レス) id: 3588ccbe80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夜時雨 | 作成日時:2019年3月4日 20時