BigHitのつれないあの子、2

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前代未聞。




ほんとにそれ。




何だこれ、まじで。











JM「うわぁ、すごいですねこの歌詞。ユンギヒョンが書いたんですか。」








俺のパソコンの液晶に並べられた文字。









YG「いや俺じゃないけど、どう思うこれ。」


JM「どう思うも何も、語彙力に圧巻します。」










こんな放送禁止用語だらけの歌詞とかマジで前代未聞。











YG「やばくね？これ。俺でも流石にここまではしない。」


JM「誰が書いたんですか、これ。Xですか？」


YG「なんでXだって思うわけ?」


JM「僕らに曲を提供してくれるって言ってたから、ユンギヒョンに提供しててもおかしくないですよ。」













まぁ、たしかにそうか。












JM「ラップ、ですね。」


YG「うん。」


JM「こういう歌詞の曲がきっと大量にお蔵入りになってるんだろうなって思います。」















Aの作った曲を端から端まで聴いてみたいと思う。
俺の曲と似てるようで違う。


本当にAはすごいやつだって思う。



















『…放せ。』


BG「なんで最近顔出してくれないの？」


『忙しいから。』


BG「パクさんの腰も治ったしね。」










廊下で捕まるとは思わなかった。











BG「…Aさん、ダンスできるんですよね？」



『…は？』









なんで知ってんの？









BG「前、ジョングク先輩と一緒に練習したって。僕ともしてほしい。」



『今日はダンスする予定じゃない。』



BG「じゃあ、何する予定？BTS先輩のところ行くの？」



『あの人たちは忙しいでしょ。』











さて、歌の練習でもしようかと思ったんだけど。










『じゃあ、ボムギュさん、ラップの練習一緒にしませんか。』



BG「…ラップ？？」



『スビンさんにTXTの皆さんは全員ラップができると聞きました。だから。』



BG「え、Aさん、ラップもできんの？」



『…本職はラップです。』











私自身ラップが好きなわけ。



ああやって汚い言葉をおっきな声で発することができるのはやっぱり音に乗ってるときだけ。



















YJ「で？結局できなかったと？」


BG「…ハイ、」









思ったよりはできてたけどね。







『滑舌は良かった。ただ、ラップにしては言葉を勢い良く放ってるって感じ。』


HK「厳しいですねㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」

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