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私の身体が起こした誤作動について細かいところは所々ぼかしながら担当の医師に尋ねたところ、自分じゃわからないからと政府にメールを送ることを勧められた。
その通りにしてしばらくしたある日、政府から『器である審神者の人格、思考回路、行動パターンが魂に影響を及ぼす例はいくつか報告されている』と返答が来た。
嬉しくもなんともない、呆れて溜め息すら出ない。彼女は未練なんてないと笑っていたのに、これは一体どういうことなんだか。私はいいとしても、鶴丸くんにまで迷惑をかけてどうする。
……まぁ、彼女が探していたのが鶴丸国永の肉体だとわかっただけで及第点だろう。
彼女に報告に行くべきかを少し迷って、次の週の日曜に決めた。彼女と私は一番近い存在で、隠しごとなんてした日には魂ごと乗っ取られてもおかしくない。それに、私は中学生になってから彼女に会いに行ったことがなかった。
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作者名：木浪 | 作成日時：2020年4月21日 15時
