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【裏設定】
 実は魔女の呪いによって、吸血鬼にされてしまった元人間。しかし、完全な吸血鬼では無いので、日の下で悠然と歩ける他、大蒜や十字架、聖水の影響も受けない。
 ただ、一年に一度は血を欲する様になるが、大体人間一人分の血液を飲めばすぐに普通の生活に戻れる為、全く吸血鬼らしくない。だが、青白い肌、牙等の身体的特徴はそのまま。
 身体能力も飛躍的に向上しており、軽く人間を凌駕している。但し、不老不死では無いらしい。
 因みに、頸付近の痣は魔女に呪いを掛けられた印だと言う。

 生家が花屋だったので、花についての知識だけは無駄に豊富。絵本に花の絵が描かれるのも、彼が単純に花の絵を描きたがるから。
 将来の夢にまで反映されており、いつか花屋を営みながら、のんびり暮らしたいらしい。

 父は日系イギリス人の留学生、母はイギリス人の花屋店主。ミドルネームに東洋の名があるのはその為。東洋での名は「古知屋 昭也(こちや あきなり)」。但し、育ちはイギリスなので、この名前が使われる事はない。

 幼少期は普通の少年で、父親の素性を知らずに育つ。
 12歳の頃になると東洋系の顔を揶揄われ、虐めの対象に。最初は笑って誤魔化していたが、後にそれはエスカレートしていく事になる。
 17歳の頃、無理矢理飲まされた酒に酔い、その勢いで虐めの主犯格であった青年を川へ突き落として殺害してしまう。当時は事故で片付けられたが、彼の中にある罪悪感は晴れぬまま、後悔の日々を送る。
 ある日、家で留守番をしていた時、突如やって来た魔女から「罪を償うべきだ」といわれ、呪いを掛けられる。だが、その時は特に変化が無かった。
 しかし、20歳になった途端に不治の病に侵され高熱を出し、ベットで寝た切りになる。死を待つばかりとなったその時、母の血液を飲み干す事で事なきを得るが、側に倒れて動かない母と自分の今の姿、そして罪の意識から逃亡。
 現在は旅をしながら、呪いを掛けた魔女を探している。

└ 03→←◆ジャルドーレ通りは夢を見ている/メルヴィン 01



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作者名:十二月三十一日 | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月2日 23時

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