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Kosei side
… 最悪。完全にやってしまった。
今まで隠し通してきた黒い感情をAにぶつけてしまった。
Aに話しかけた黒田と
その言葉に安心した表情を見せたA
俺の知らない間に 完全に2人のコミュニティが形成されていた。
たった数秒のその様子が 耐性のついてない俺にはあまりにも強過ぎて。戸惑うAに制御することが出来ず､一方的に言葉を投げかけ 挙句の果てには置いて帰って来てしまった。
あのまま引き返すわけにもいかず､一人で帰ってきた俺は
リビングに顔を出さず自室へと篭った。
一人で大丈夫かなと不安になったものの､どうせ黒田と帰ってくるんだろ とヤケクソな思考が浮かんでムカついたから迎えに行くのもやめた。
よりによって 何であいつなんだよ。
あんな近寄んなオーラ醸し出しまくってる一匹狼みたいな奴
同性の友達すら居ないようなあいつがなんでAと仲良くなっちゃってるわけ。
それならまだ 性別関係なく友達多い深田とかの方が…
複数いる異性友達のうちの一人ならまだマシな気がする。
悶々としているうちに外は暗くなっていた。
気持ちも落ち着いてきたし 単に心配もあって 連絡をした。
光成ちゃんと帰れた?
「既読はや」
速攻付けられた既読。すぐに返信が来た
A帰れたよ
A間違えて瞬間既読しちゃった 笑
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続く (更新停止中)
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作者名：夜這 | 作成日時：2023年3月28日 17時
