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「じゃあ、ミホさんは注射器で毒を打たれて死んだってこと？」
「他に外傷がなかったからそうかな、ってだけで、確実じゃないんだけどね」
「でも確かにありえるな…。
その注射器は確か、3階の病室にある救急箱の中にあったものだろ？」
コウ君も発見していたようだ。
「毒物を注射して殺したという可能性は高いな…。
胸元の血液は刃物で殺したと思い込ませるためのフェイクか…」
コウ君の言葉はしっかりとしていて、私は笑みを浮かべる。
そういう言動ができる人は、学力が高く自分の行動に責任を持てている人が多い。
「でも、注射器を使って殺すって素人じゃかなり難しくないか？」
「そう…。それが狼に迫る重要な点だと思うんだ…」
タクヤさんの問いに、ユキがしっかりと頷く。
狼は特定できた。ここまでくれば、羊の勝利は目前だ。
「つまり、犯人は…精神科医のサトルさんしかいないよ！」
「わ、私？？」
面食らったように。だが頬を流れる汗は確実に焦っている証拠で。
「医者である私が、人を殺すわけないじゃないか…」
「それはこの状況で、何の説得にもならないぞー。」
「し、失礼だな！」
リツちゃんが反論したのに、サトルさんは目尻を上げて抗議した。
「君がいうように、犯行に注射が使われていたとしよう…。
でも、さすがに私が医者で注射に慣れているだけで狼と決めつけるのは強引じゃないか？」
「姉さん、」
「ん。わかってるよ」
さて。
ここから先は、私の仕事だ。
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アヤノ(プロフ) - 鈴錬さん» ありがとうございますー！これから頑張ります^_^ (2018年5月27日 20時) (
レス) id: 090e21dff8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - 続編がッ…楽しみすぎるッ…！！ (2018年5月27日 19時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！！これからも頑張っていきます…！！(≧∀≦) (2018年5月26日 18時) (レス) id: 6c09e3d638 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - アヤノさん>>ありがとうございます！！今回もとても凄かったです！！続き楽しみにしてます！ (2018年5月26日 18時) (レス) id: 3a8da8a787 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - さくらさん» コメありがとうです！これからちょくちょく絡ませていきます…！！ (2018年5月25日 7時) (レス) id: 6c09e3d638 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アヤノ x他1人 | 作成日時：2018年5月14日 21時
