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そうだそうだとグルッペンさんは
私の首に手をかけた
「っ………」
グルッペン
「目キツく瞑りすぎると痛くなるぞ」
「………？」
首元に落ちた冷たい重み
グルッペンさんの静止を無視して起き上がると、グルッペンさんはそのまま鏡を此方にくれた
首には銀のチェーンと銀の枠にハマった黒石付きのペンダント
「わ…」
グルッペン
「俺は元よりお前に託してるんでな
印はすぐに与える側だ…が、同時に簡単にお前を殺そうと出来る奴でもある
聞く限りコネシマやショッピはそんなとこらしいが」
額にグルッペンさんの人差し指が当てられて
その手が銃の形をしているのがすぐにわかった
グルッペン
「ばーん」
「…ウッ」
グルッペン
「ふ、ふふふふッ殺した、殺したぞ！
我が軍の勝利だ、お前の国はどうしてやろうか…」
今までで一番楽しそうな顔
ちょっとノってみたら意外と…
………意外と…
グルッペン
「あー、すんません」
トントン
「分かったらええねん、分かったら」
「トントン、結構マジで気持ち悪い」
トントン
「あ"ぁん！？」
輩だ
突如現れたトントンが、グルッペンさんの後頭部を掌に当ててにっこり笑っていた
トントン
「危うくお前の頭をどうかしてやるとこやったわ」
「…寝ていい？」
トントン
「グルッペンが話してる時は寝とらんくせに俺が来た途端寝るんはなんでなん？
俺と喋りたくないんか？」
のそのそとベッドに乗り上がってくるトントンに
いっそ蹴りでもかましてやろうかと思った瞬間、トントンがパッと明るい顔をした
「え…」
トントン
「あぁ、リラックス出来るって意味か！
安心して眠れるんやな？
ははっ、それならそうと言えば毎日横に来るのにいけずやなぁ」
んふんふと気持ち悪いくらいの笑顔になったトントンに、此方としては悲鳴が出そうだった
グルッペン
「おら、調子乗ってんなや」
ジャキッとトントンの顳顬に当てられた拳銃
トントンが笑顔からまた怒りを露わにするし
なんかもう…周り燃えてるし
トントン
「ほぉんええ度胸や」
グルッペン
「アヤ前にしてその態度
テメェの脳には惻隠の情を抱かざるを得んな」
トントン
「表出ろや」
グルッペン
「おーおーやったるわ」
二人が言い争いながら静かに部屋を出ていく
……寝て良いのかなこれ
いいや…寝よ
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遅 - 初コメ失礼します！！作品の作り込みや一人一人の感情の深さの表現がとっても素敵で引き込まれました…！！！気付いたら全部読み終わってました。笑 素敵な作品を書いてくださりありがとうございました！ (8月4日 3時) (
レス) @page49 id: 6fef5ebc6c (このIDを非表示/違反報告)
霜月 - (多分)初コメ、そして完結おめでとうございます！主様の発想力と言うのか妄想力(？)と言うのか...ほんとに凄いです..！個人的に最初見た時、白衣の男がDr.krrさんだと1人で解釈してました..その頃の自分を殴りたいです☆これからも面白い作品などを楽しみに待ってます！ (2021年11月6日 20時) (レス) @page48 id: 4aa0d1b896 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 完結おめでとうございます。内容が凄く複雑で解説を見ながら見直しました、、笑とても面白い作品でした、作って頂き有難うございます。他作品でも内容が作り込まれており、見ていて作品に呑み込まれる様で楽しかったです。これからも応援しています、頑張って下さい。 (2021年11月4日 18時) (レス) @page48 id: bbb0e22792 (このIDを非表示/違反報告)
はぁぶ。@低浮上 - メチャクチャ作りこまれていて、なんかすごかったです（語彙力皆無）完結おめでとうございます！ (2021年11月4日 15時) (レス) @page48 id: 457f98608e (このIDを非表示/違反報告)
とうみん(プロフ) - 完結おめでとうございます！解説で伏線に気づき、もう一度読み直しましたwすごく面白かったです！！ところで、結局死後の世界？でd！とアヤちゃんは再会できたのでしょうか…？ (2021年11月4日 12時) (レス) @page48 id: a126db2d2e (このIDを非表示/違反報告)
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