永田の家族の話、そして… ページ2
ナガ「聞いてくれ…私の話を…」
そう言うと自身の手を合わせ語っていく…
ナガ「CCG…通称白鳩と呼ばれる組織があってね、私たち一家は目をつけられた、もちろん生まれて4歳にもならない悠斗…息子を逃がそうと妻に「私を囮にして逃げろ」そう言って、正面から来た白鳩を薙ぎ払っていた……しかしそれも虚しく悲鳴が聞こえた……それは妻のものだった、声を聞いて駆けつけると…死んでいたよ息子も…妻も…人間に殺されたんだ…だから人間は嫌いなはずなのに何故か君を見たら助けたくなった、息子が生きていたら同じくらいだと思ったら行動していたよ…」
?「永田さーん?」
不意に声が聞こえる…聞いたことあるような…
ナガ「あぁ、きりやんか、いつもありがとう、」
Kr「いやいや、大丈夫ですよ?…ってあの時の子?目覚めたんだ、良かった」
そう言うと微笑んでくる
Kr「きりやん、俺の名前、よろしくっ」
そう言うと彼は窓から出ていく
??)永田さんはいますか?
今度は聞いたことない声がする
ナガ「この声…白鳩…君は地下にいなさい、鍵はかけよう、大丈夫、解けるのはきりやんだけだよ」
そう言われると横たわっていたベット事地下室に入れられる
Sha((麻酔なのか力が入らない…))
ガチャッ
どうやら鍵がかかったみたいだった
あれからどれくらいたったのだろう…麻酔も解けた
時間感覚がなく戦闘音が聞こえなくなりしばらく経つ…
ガチャッ
鍵が開けられる…永田さん…?
??)まだいる!喰種だ!
白いコートに包まれた青年が叫ぶ
Sha((ここはまずい!))
逃げようと起き上がりそいつを押しのけ地上に出る…そこには…
無惨にも殺された永田さんの遺体があった
Sha「よくも永田さんを!」
そこからのことは覚えていない、元から喧嘩も強い俺に喰種としての力がプラスされ、アドレナリンも尋常じゃなかったのを覚えている
腰からあの時襲ってきたやつと同じものが出できて白鳩を殺していく
自分の意識が戻ったのは無数の死体が転がる真ん中で永田さんの遺体を抱きしめている時だった…
Kr「永田…さん…?」
さっき来ていたきりやん?とかいう少年が近寄る
Kr「嘘だよね?」
駆け寄ってきた彼に首を振り永田さんが生きていないことを俺は伝えた…
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作者名:アリス | 作成日時:2020年7月9日 21時