虹色ホワイトデー (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:9,822 hit

千賀くんとのホワイトデーページ2

・

今日はホワイトデー。

バレンタインのとき、散々健永のこと弄ったから今日が楽しみでしょうがなかった。

…って、言ってることおかしいか笑

千「ねぇ、A」

「んー？」

千「今日は何の日か知ってる？」

やっぱりね笑

そう来ると思ったよ笑

「なんだったっけ？」

千「もうその手には乗らないよ？笑」

「ふふ、バレた？」

千「さすがの俺もそこまで馬鹿じゃない！」

馬鹿なことは認めるのね笑

「で、何してくれるの？」

千「んー、何してほしい？」

えっ、そこ疑問形かい！

「んー…」

千「なんかないの？」

「なんでもいいの？」

千「まあ…？」

「じゃあ～！百万円がほしい！！！」

千「…は？まじ？」

「え、なんでもいいって言うから…」

千「言ったけどさ～笑」

本気にしちゃう辺りかわいいよね笑

「冗談だよ」

よかった～って笑う健永をからかうのが私の生き甲斐かもしれない。笑

千「で、何がいい？」

恥ずかしいけど、言っちゃうよ？

「…なんもいらない。

なんもいらないから、ずっと一緒にいたい。」

いつもこんなこと絶対言わないから、照れ臭くて、健永の顔が見れない。

千「なにそれ～！可愛いんだけど！！」

そう言って立ち上がった健永は、よいしょって私の隣に座る。

千「やっぱAには敵わないね笑」

千「こっち見て」

両手で私の頬を挟んで顔を向けさせる。

千「顔、赤いね？」

「そんなことない…//」

千「ふふ、自分で一緒にいたいって言ったのに、恥ずかしくなった？笑」

「別に…//」

千「素直じゃないんだから笑」

まったくも～って私を抱きしめる。

私ね？健永の腕の中が好きなの。

健永の匂いに包まれて、幸せな気持ちになるの。

恥ずかしいから絶対言ってあげないけど…！

千「A」

千「好きだよ」

千「来年も再来年もずっとこうやって過ごそうね」

…そう言って甘いキスをくれる健永が大好き。

これが、私と健永のホワイトデー。

・