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“今日いつものとこで待ってて”
朝目覚めると、那須先輩から連絡が入っていた。
こんな事言わなくても、行くのに。
そう思いながらも、
那須先輩から連絡が来ただけで
気持ちは昂って疼いていた。
___昼休み
私は、ルンルンと階段を駆け上って
あの場所へと向かう。
最後の1段を登り切って後ろを振り返ると
那須先輩が屋上のドアノブに手をかけて待っていた。
「こっち来て、屋上に行こう」
私は、言われるがまま
いつも座る階段を通り過ぎて
那須先輩が開けてくれた屋上のドアをくぐった。
外は、秋の涼しい空気が広がっていた。
「ちょっと、話を聞いてほしい」
バタンと扉を閉めると、
那須先輩は難しい顔をして私を見つめていた。
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作者名:ホワイトチョコ | 作成日時:2022年6月20日 21時