白いゼラニウムの花言葉

出会い -2- ページ3

Aside

『はじめまして！
今日からUDIで働かせていただきます
神倉Aです！
法医学者を目指してい…

「あ、エンジェルちゃん…！！！」

「「エンジェルちゃん…？」」

私が自己紹介をしてる間に
眼鏡の青年が椅子から立ち上がり声をあげた

「あ…っ、な、なんでもないです…！」

青年が気まずそうに謝り席に着くと
UDIの所長の神倉さんが
私の代わりに自己紹介をしてくれた

「え〜神倉Aさんは私の親戚です
先月からこちらに引っ越してきました。
あ、そういえば久部くんと
同じ大学になりますね
ちなみに彼女は中堂班の記録係として
働いてもらいます
みなさんよろしくお願いしますよ〜？」

所長の自己紹介の後に頭を下げた

「あらやだ、可愛い子〜
はじめまして！
臨床検査技師の東海林夕子です」

『わわ…っ綺麗な人…！
よろしくお願いします！』

「東海林、綺麗だって良かったじゃん(笑)
法医解剖医の三澄ミコトです
よろしくね！」

『わあ…UDIって綺麗な人しかいないんですね！』

「Aちゃんなんていい子なの〜
お姉さん嬉しい〜！」

そう言って夕子はAを抱きしめる

「東海林、いきなりちゃん付け？」

「だって神倉さん2人とかややこしいじゃん」

「それもそうだね！
私もAちゃんって呼ばせてもらうね！」

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