芍薬の君。(青×桃)

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流星さんの横顔を眺めてたらいつの間にか海に
着いていた。







「やっぱ、はずいってぇ…」


神「のんちゃん自信もって！！めっちゃ似合ってるから！！」



今女子更衣室やねんけどとも子のテンションが
怖い。なんか企んでる？








神「ほら！のんちゃん行こ！！」


「う、うん…」



流星さん可愛いって思ってくれんのかな。



神「あちゃ〜…」


とも子の目線を辿るとそこには大量の女の子に
声をかけられてるしげさんと流星さん。



「はぁ、自信無くすって…パーカー着てくる」



ナイスバディのお姉様方ばっかやからそら自信なくなるわな。



神「あかーーん！！ほら行くで！！」









重「いや、ほんまに連れおるんで…」


重「あっ、とも子！！！！」


神「大毅、なに声かけられて鼻の下伸ばしてんの」




とも子も嫉妬してるやん。

あっ、うちは も って言う資格もないんか。




流「うぁ〜！！もぉ！ちょっと望ちゃん来て！！」


「え、あ、うん」




流星さんに腕を引かれて連れてこられたのは
人目のつかない建物の影。





流「何その水着！！」


急に大きな声を出されて、流星さんやっぱ可愛い水着のほうが良かったんやろか。


「ご、ごめん…似合わんかったやんな…」


流「いやっ、ちゃう！そんなんちゃうくて、
あの〜、ほらっ、その…えろすぎるってゆうか…」



「えっ！？」


流「まわりの男全員望ちゃん見てるから」


「そんな訳ないやん笑」


流「そんなことあるねん！！水着似合うし、てか
めっちゃ可愛いし、スタイル抜群やし、髪の毛もめっちゃ上品で可愛いし、顔も群を抜いて可愛いから…な？」


「あ、ありがと……」



流星さんに可愛いって思ってもらえた…




流「や、やからさ！！海入る時以外はこれ着てて！！」


そう言って流星さんは自分の着ていたパーカーを
うちに手渡した。



そうすると必然的に流星さんの上裸が見える。



気を逸らしたくて、急に喋り出す。



「あ、ありがとう！！流星さんのええ匂いするわ
流星さんにぎゅってされてるみたい…」


流「……望ちゃんってさそれ無意識？」


「え？なにが？」



なんのこと言うてんのやろか。



流「って、望ちゃん！？何してんの！？」


「うぇ？」


気づけば流星さんの鍛えられた腹筋を触ってたみたい。


「え、ええ腹筋やねっ、」


流「あ、ありがと…戻ろっか」




そっからは照れてもうてなんも喋られへんかった

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