芍薬の君。(青×桃)

5 ページ5

･

ご飯を食べ終わって会社に戻る。


モ「お、姉ちゃん可愛ええな〜
俺と付き合うてくれへん？」

とも子ってちょっとやんちゃな人にモテるねんな

神「はい？少しお疲れのようですね？」

言い方は優しいけど目の奥が笑ってない。


そう。とも子は怒ると怖い。

モ「なんや！姉ちゃん愛嬌全然ないやん！」

ちょっと怒ってる男の人。

神「ええ、結構です。愛嬌を見せるのは惚れた人
だけなんで。」

すぐ撃退してる。ほんっまに見てるとすっきりする

神「はぁ、ほんまああゆう人って自分のどこに
自信をもって話しかけてくるんかわからんわ。」

あの神山さん。怖いっす。


仕事が終わってとも子と飲みに行く。


「とも子生でいい？」

神「ええよ〜」

「すいませーん！生2つ！」




店員「はいよ!!」

「あんたら2人綺麗な顔しとんな〜
うちの女房より美人さんやわ〜」

「ふふ、ありがとうございます。でも
奥さんも大事にして下さいね？」




神望「「かんぱーい!!」」

「今日も1日お疲れ様でした！」

神「今日は素敵な出会いもあったしええ一日
やったわ〜♡」


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


「すいません2人でいけます？」

店員「あいよっ！」

そして隣に座って来たのは






……藤井さん？



流「あれ？小瀧さん？」

「す、すごい偶然ですね！」

重「せっかくやから一緒に飲まへん？」

流「おっ、しげ名案やん！」
「一緒にどうですか？」

神望「「は、はい！もちろん！」」





急展開。とも子が今日カフェで言ってた
会社以外で会いました。しかも隣の席にきて。
一緒に飲みましょやって。


あかん、ニヤニヤしてまうわ。


重「とりあえず重岡大毅ですしげって呼んでな〜」

しげをはじめに自己紹介が始まる。

流「あっ、俺藤井流星。流星って呼んでー」

何回聞いてもええ声やわ。

神「神山とも子です。神ちゃんとか適当に呼んで
下さい！」

「小瀧望です！のんちゃんとか望とかで呼んで下さい！」

自己紹介が終わると、

流「よろしくな！望ちゃんと神ちゃん！」

この人天然タラシやねんな。自分だけ下の名前は
誰でも意識するわ。

重「えっと、とも子とうーん、俺の後輩に似てる
から小瀧！」

「えっ、そんな理由で苗字呼びな事あります？」

この人たち面白いかも。

神「しげさんと、流星さん！」

とも子意外と積極的やん。

重「しげさんっておじいちゃんみたいやな！笑」

神「ふふ、確かに笑」

あーあ、2人の世界入ってもうてる。

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す