芍薬の君。(青×桃)

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望side

「流星さんワンショルダーとか好きなんかな？
シンプルめが好きって言うてたから下は黒で…」

自分なりに考えてみた。

流星さんの横を歩いても、はずかしくないように。

「流星さん！用意終わったで！」

流「…っ、似合うやん！」

流星さんに褒められた〜♡

「髪の毛やってくるな！」

流星さんどんな服やろ何着てもカッコええねんやろな

「流星さん！流星さん！どぉ？似合っとる？」

「うん。めちゃくちゃ可愛ええで？流石望ちゃんやわ。」

「ふふ、流星さんに褒められた」

流星さんも服のベースに黒と青を使ってくれてて合わせてくれてんのかな？なんて。

流「望ちゃんそろそろ行こか？」

「うん！」

流「車で行く？電車で行く？」

「うーん、電車の方が流星さん的に楽やんな？」

流「うん。まぁ、駐車場とかはちょっとめんどいな。」

「じゃあ電車で行こ！」



駅まで歩く。まぁ、言うて5分ぐらいで着いて
ICカードをピッてして電車を待つ。

流「電車来るまで何分かあるから飲みもん買ってくるな！」

「うん！分かった待っとくな！」




モブ「え、めちゃくちゃ可愛ええ子おるやん。」

モブ2「なぁなぁ！姉ちゃん今からどこ行くん？」

もう、無視よね。無視。

モブ3「無視せんといてや！適当にブラブラするつもりやったら俺らと遊ばん？」

「一緒に来てる人がいるので。」

モブ「いや、電車のホームでその言い訳はキツいって笑」

モブ3「なぁ、ええやんか」

すると腕を掴まれた。

「ちょ、や、やめてください！」

モブ2「なに言ってんの辞めるわけないやん笑」

モブ「どこ行く？カラオケ？ゲーセン？
あっ、それかホテルいく？」

「流星さん助けて…」

小声で呟いたその時。

後ろから鈍い音がした。


音の出処は流星さんだった。
殴られたと思われる男は痛がってて。

「流星さんっ！」

流「何勝手に触っとんねん。その汚い手ぇすぐに離せや。」


流星さんめちゃくちゃ怖い。
でもうちを助けてくれてるんや。って思うと
怖いけどキュンキュンする。

モブ男達はびびったのか逃げるようにどっかいった


流「望ちゃん大丈夫？ほんまにごめんな俺が一緒に居れば…」

「流星さん助けてくれてありがとう！ 流星さんかっこよかったで？」

流「あ、ありがとう…」

あれ？流星さん照れてる？

流「あっ、で、電車来たで？乗ろっか」


そっからは電車乗って遊園地に向かった。

はぐれへんようにと流星さんと手を繋いでる。
今日はええ事ありすぎて怖いわ。

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