【募集企画】最期に我は霧と消ゆ-Second

用語追記 ページ14

＜ルンペン関連＞
・ルンペンの正体
　ルンペンが一体何物であるのか、ということについては、既に結論が出ている。それは「恨みを持った死者の魂」というものである。
　複数体のルンペンと意思疎通を図った際、そのほとんど全てが何かしら、または誰かしらに対して恨み辛みのこもった言葉を呟いたり叫んでいたりしたため、討伐課の中で結論が出た。

・ルンペンの起源
　ルンペンの発生には、とある研究者達が関わっているとされている。
　討伐課での調査によると、シブヤのとある研究所で行われていた「死者の魂を具現化させる実験」が何らかの原因で失敗し、ルンペンがシブヤで生まれるようになったのではないか、と推測されている。


＜その他＞
・「素顔を晒す」ことの定義
　「素顔を晒す」とは、
・マスクも何もしないこと
・メガネやゴーグルなどだけを着用すること(目元が見えていて、口元を隠していない)
ということである。写真で素顔を晒すことは問題ないが、写真を撮るためにマスクを外して取り憑かれる、ということはあるだろう。
　目元だけが見えていて口元を隠している、という状態は問題ない。紙マスクを着用して帽子を目深に被っても取り憑かれないようだ。フルフェイスが一番安全ではあるが、それが難しいという者はそれでも良いだろう。

・「名前を明かす」ことの定義
　「名前を明かす」とは、
・名前を声に出す
・名前を書類や画面上に書き込む
ということである。ルンペンが周囲にいた場合、これら２つの動作を行うと通常通りに取り憑かれてしまうが、市役所など警備員によって比較的安全が保たれている場所では、どちらも問題がない。ただし万が一ということもあるため、そのような場所でも「名前を声に出す」ことは避けた方が良い。

　総理大臣を含む政治家や天皇家などは本名を明かしているが、総理大臣には討伐課の人間が、議員などその他の政治家には民間の警備会社などの人間が、天皇家などには「武士団」が、それぞれついているため、ある程度の安全は保障されている。

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