白兎は海賊になる 【ワンピース】&【ツイステ】

第33話 ページ33

A視点













それからしばらくして




前から切り離された




車両がこっちに向かってきた｡




そこにはあのアホコックことサンジと…




ウソップらしき人間が




そげキングと名乗った変人がいた｡




どっからどう見てもウソップなのに




ルフィとチョッパーは普通に騙されている｡




あいつら1回医者に目を見てもらったほうが…




いやまて、片方が医者だった｡




まぁ、何はともあれ無事合流｡




エニエス･ロビーも視界に捉えることが出来た｡




そして、作戦が決まった｡




俺たちは海で5分待って




正門からこの海列車で本島まで突っ込んでくる｡




それまでにフランキー一家が




列車が通れるよう正門と本島前門をこじ開けてくれる｡




俺たちは無駄な戦いを避けてCP9だけを追う作戦だ｡




タイムリミットは正義の門を通過するまで｡




ﾁｮｯﾊﾟｰ「あれ？ルフィは？」


ﾅﾐ「え？さっきまでここに…」



「「いない！？」」



ﾅﾐ「無駄だった」


ｻﾝｼﾞ「あいつ…」


そげキング「5分待つとか無理だな」


ｿﾞﾛ「そりゃそうか」




麦わらの一味が仕方ないと言うのを見て…




A「少しは引き止める努力をしろこのスカポンタンッ！！」




サイエンス部で見せるツッコミを




思わずやってしまったが後悔はない｡




ｺｺﾛ「さぁ、5分たったよ」




車両にはもうフランキー一家もいなくて




俺たちだけだ｡




作戦とは何処へ？と思いつつ




列車は柵に向かっていく｡




ｺｺﾛ「おめぇら作戦変更だそうらよ！全員車両にしっかりとしがみつけと言ってるよ！」


ｻﾝｼﾞ「何かあったか！？」


ｿﾞﾛ「正門を閉められた！！」




「「！？」」




鉄柵にのりあげ、




「「海列車が飛んだァ！！！」」




ウッソだろおい！




そげキング「死ぬー！」


ﾁｮｯﾊﾟｰ「えー！？死ぬのかー！？」


ﾅﾐ「滝の大穴があるのよ！？バカー！」


ｻﾝｼﾞ「ナミさん！早く俺の胸の中へ！」


A「ゾロ、おまっ…！着地のことは！？」


ｿﾞﾛ「任せろ！！運に」




「「運任せかー！！！」」




ｽﾞﾄﾞｫﾝ！！




大きな音と共に




列車が何かにぶつかって




そのまま止まった｡




A「う…運が味方したな…」




今回ばかりはこいつらを犠牲にしよう




と思ったが死なずに済んでよかった｡




そのまま俺たちは列車から脱出｡



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