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伍拾伍話 ページ9

「――――最後に、貴様らこれから人間を殺す量を減らせ」


と、私は自己紹介とパワハラ会議を終えた。


「(主人公)、夜になったら浅草へ行くぞ」


『えっ……私これから任務なんです』


懐中時計を取り出して時間を確認する。


うん、予定時刻の十分前! 早くしないと叱られるぞ!


任務の事を伝えると、無惨様はピキっと青筋を浮かべた。


「この私の誘いを断るのか?」


『いえ、そういう訳では………ただ、私が行方不明となれば大騒ぎになりますよ』


この間だって、数分だけ遅れたら柱総動員の大捜索が始まったのだ。


『そうなれば、鬼殺隊は鬼殺に対してこれまで以上に積極的になりますよ』


「…………今回だけだ。次は予定を開けておけ」


『ありがとうございます、無惨様』


嫉妬する無惨様を見れて私は大満足である。



ベベン



鳴女さんが琵琶を鳴らす音が聞こえた。


うん、時間的には間に合いそう………かな?


それにしても、こんなにあっさりと人を殺す量を減らしてもらっていいのだろうか。


十二鬼月限定とはいえ、彼らが人を殺す量を減らせば、かなりのものとなる。


もしかして、十二鬼月が人を食べる量が減っても戦力的には問題無いって感じなのかな?


『でも、これで仕事の量が減るから結果オーライなのかな?』


いや、ただ無惨様が遊びたいだけかもしれないけどさ。


もし休みが多くなれば、私だって継子や後輩達の指導が出来る。


『そうだ! 響も屋敷にいる事だし、屋敷を解放しよう!』


これならば、私が居なくても隊士の訓練が出来るしね!


「ソンナ事ハイイカラ、早ク目的地マデ行ケ!」


『あっ、待って! 蹴らないでって! 痛い痛い!』


ベシバシと蹴り上げてくる宙に文句を言いつつ、私は目的地へと走り出した。







――――――――――――――――
作者(わんフル)より


え、なんか少し失踪しかけていたって?

いや、本当に申し訳ないです。

つい、新しい夢小説を書いていたら更新するの忘れてました。

それで一つ、宣伝を!

新夢小説【美少年顔の少女は蝶に恋をする】もぜひ、読んでいってくれれば幸いです。

一見は美少年で僕っ子属性の少女が、童磨の義妹になって胡蝶姉妹を助ける、というあらすじです。

【守る為、私は運命に逆らう】=鬼滅男子をメイン
【美少年顔の少女は蝶に恋をする】=鬼滅女子をメイン

と個人的に考えてます。

最後に、こんな駄文を読んでくださりありがとうございます!

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尊い - 続きが速く見たいです (2022年3月26日 23時) (レス) @page11 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 続きが気になるぅぅぅぅうぅぅう!!!!更新楽しみにしてます! (2022年3月18日 8時) (レス) @page11 id: 04c952a5b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わんフル | 作成日時:2022年2月22日 8時

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