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「分かってんだろ。辞めとけ。」
『……ごめん、場地君
何言われたって私は一虎の事を諦める事なんて出来ない。このまま何もしないでただ待つのも嫌だと思ってる』

はぁ、と場地君がため息をついた
やれやれ、なんて顔をしたと思ったら
そう言うと思ったワ。と笑った
止めても無駄だって分かってたみたい

「これから一虎と会うから、そんときに聞いてやるよ。すぐは無理だろーけど絶対会わせる」
『ありがとう、場地君
所でこれから会うってどういう事?
場地君一人で会いに行くの?』

そう詰め寄ると
渋々場地君は今までのことを話してくれた
やっぱりさっきトーマンを抜けてきたらしい
そしてバルハラ……一虎も所属するチームに入る。
原作通り、か。

『なるほどね』
「これからトーマンとバルハラは争う。
桜、一虎が関わってるからって
首突っ込むんじゃねぇぞ」
『心配してくれてるの?』
「お前に何かあったら一虎もマイキーも悲しむだろ」
『場地君は?』
「オレだってお前になんかあったら嫌だわ!」

素直でよろしい。
まあ私も場地君や一虎、みんなに何かあったら嫌だから動くんだけどね
首を突っ込まないっていう約束は出来そうにないなあ。

『場地君も同じでしょ
何かあったらみんな悲しむよ
無理だけはしないでね』
「……おう」
『それじゃあ私はそろそろ帰るね』
「送ってく」

マンション前まで送ってもらったあと
一虎によろしくね、と伝えて私は部屋に戻った
とりあえず場地君との接触は出来た
ただ、一虎と会うのは強く止められてしまった
どうにかして一虎に会う方法がないか考えよう
血ハロまで時間が無い……

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あまね(プロフ) - まってます (8月27日 18時) (レス) @page36 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - すごく面白いです!更新、お待ちしてます! (7月21日 15時) (レス) @page35 id: 6355dc07ef (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 泣きました! (7月14日 2時) (レス) @page35 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 雪(プロフ) - めっちゃ面白い!というか一虎尊い!!落ちは真一郎君がいいです!更新楽しみにしてます!待ってます! (2022年5月10日 21時) (レス) @page35 id: f98270bfe7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる - このお話好きすぎる!お話作るのうますぎて尊敬しかないです( ^ω^ ) (2021年12月26日 20時) (レス) @page35 id: ca34c0ec91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:インク | 作成日時:2021年9月13日 0時

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