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死亡者リスト:目次 ページ2

光の中に入るとそこは大きな渡り廊下で少年は周りを見た。
少年の周りではそれぞれ違う服だがみんな黒いものを身に纏っていた。人間は少年達のことを死神と呼ぶ。
そしてみんなの中には忙しそうに廊下を足早に歩いている者も居れば、普通にただ歩いているだけの者も居た。


「おい! (ゼロ)!!」

少年──…いや、零は廊下を歩いていると後ろから聞き覚えのある声に声を掛けられて嫌そうな顔をしながら振り向いた。

『ゲッ…(ハジメ)さん…!』

振り向くとそこに居たのは零の上司の一だった。
一は掛けている黒い眼鏡をクイッと上げればなにやら怒っているようで、零の嫌そうな顔と先程発した声を聞き更に怒った。

「ゲッとはなんだ! ゲッとは!! お前、今月は仕事がたんまりあると言ったよな!? 何処に行っていた!!」

一は零の死亡者リストを軽く叩きながらそのページの量を主張する。
死亡者リストというのはその1ヶ月に死ぬべき人間のプロフィールが書かれている黒い手帳の事で、不思議な事にその期間に死ぬべき人間の量によってページ数も変わるのである。
そして零は自分の死亡者リストを見ると青ざめた顔をした。

『えっと〜ちょっと散歩に! ってそれよりなんすかこの量! 殺す気っすか!?』
「散歩する暇があるなら仕事しろ!! この量をあと一週間でちゃんと終わらせろよ!」
『えっ! ちょっと一さ〜ん!!』

一は言うことだけ言い、零にリストを渡すとまだ仕事が残っているのか足早に仕事場に戻って行った。
仕事場に戻って行く一の姿を見ながら零はリストを抱えて文句を言っていた。

『こんなのあと一週間で出来るわけないじゃん! 一さんの鬼め!!』


文句を言いながらもリストを抱えたまま、仕事をするべく仕事場に行くことにした。
ここで彼等の仕事を説明しよう。
死神の仕事というのは誰かを殺す…というのは合っているかもしれないが直接手を下すのではない。
リストに載っている人間が本当に死ぬべき人間か、誤って載ってしまっている人間かを確かめるのが死神の本来の仕事なのである。
彼等の目は対象の人間の寿命と死因が見ることが出来る、そしてそれをリストと見比べて合っていれば書かれている死因になる様に誘い、間違っていれば【除外】と書かれているハンコを押すのだ。
彼等はこの仕事に生き甲斐を感じる者も居れば、皮肉に感じる者も居るがこうして仕事をする事で今日も大切なバランスを保っている。

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設定キーワード:死神 , 創作 , 息抜き更新   
作品ジャンル:ホラー, オリジナル作品
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: - kowa (10月20日 12時) (レス) id: 24aa894e15 (このIDを非表示/違反報告)
☆憂鬱少女★(プロフ) - 西条玲音さん» ありがとうございます!頑張らせて貰いますね!! (10月15日 21時) (レス) id: de357b4aef (このIDを非表示/違反報告)
西条玲音(プロフ) - 面白いです!頑張ってください!! (10月15日 21時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)
☆憂鬱少女★(プロフ) - ナムルさん» そうですねwもしそうなった時はよろしくお願いしますwww (10月8日 22時) (レス) id: de357b4aef (このIDを非表示/違反報告)
ナムル(プロフ) - ☆憂鬱少女★さん» わ!読んでくれたんですか!ありがとうございます!まあ似てたとしてもそれぞれの良さもありますしね^^*今度コラボとかさせてみたいですね(( (10月8日 22時) (レス) id: 9ee47e703a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆憂鬱少女★ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年10月7日 1時

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