◆ 白色の髪とドラマ ページ19
.
桃「 はあ！？！？！ 」
赤「 なんやね ... えぇえ！？！！？！ 」
黄「 うるさいぞお前らっ ... え！？ 」
「 うるさ 笑 」
驚かれるだろうなと覚悟して行ったが、まさかこれほどだとは。
小瀧と重岡はうるさくなると思っていたけど
まさか淳太まで。
予想通りっちゃ予想通りの結果に笑ってしまったのも仕方ない。
なんせ、
桃「 っか、髪、どしたん？！ 」
小瀧の言う通り、アイデンティティであるウルフカットをバッサリ切って
ショートカットにしたのだから。
赤「 なんでっ？！ 」
青「 失恋でもした？ 」
「 してへんわ、する相手もおらん 」
桃「 Aを振ったとか許せへん！ 」
「 してへんって 笑笑 」
橙「 で、なんでなん？」
「 んー、ドラマが決まってさ。 」
「 今までドラマでも切ってこんかったし、 」
「 今回も嫌やったら切らんでもええよって言われたけど ... 」
「 まぁ、気分転換、みたいな？ 」
ありがたいことに恋愛ドラマの主演が決定したのだ。
私が演じるのは、いわゆる犬系女子。
お相手さんが演じるのは、塩対応な猫系男子。
そんな2人の純粋すぎるラブストーリー。
緑「 肝心のお相手さんは？ 」
「 今大人気のなにわ男子から道枝駿佑さーん 」
黄「 おぉ 」
桃「 ... あかん、俺以外と恋愛するとかあかん！！ 」
青「 真剣な顔で何言うてんねん 」
緑「 でも流星もドラマ見れる？ 」
青「 いやむり。 」
緑「 一緒やん 笑 」
スマホに登録したての「道枝駿佑」からの通知。
お疲れ様です、と気遣うような内容の後に
今ここに居るんですけど会えませんか？という内容で。
断る理由もなく二つ返事で返信を送って立ち上がる。
「 ちょっと道枝と会ってくるわ 」
紫「 来てんの？ 」
「 らしいで、挨拶かなんかかな 」
桃「 俺も行く！！！！！ 」
緑「 こら、のんちゃんっ 」
腰に引っ付いてくる小瀧を神ちゃんに剥がしてもらい、
急ぎ足で場所へ向かった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2022年11月26日 18時
