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第9話 ページ19

『……』


神山 「……」


なんで…ここに居るんだろう。

お互い、そんなことを思ってそうな顔で見つめ合う。


桐山 「ん?俺の顔になんかついてる?」


なんてキミの隣にいる桐山さんに言われちゃったから、


『あっいや…頭に大きなハエが止まってますよ』


そう苦し紛れの嘘をつく。


桐山 「えっ嘘、淳太くん取ってぇ〜!」


めっちゃ慌てながら中間さんの方へ走って行く桐山さんに心の中で謝る。

…この歯が多い人はずっと目を見開いたまま固まっている。


小瀧 「しげ、大丈夫?」


なんてモモが言ったらやっと動いた歯の多い人。

…モモ、その言葉そっくりそのまま皆から返されると思うけど笑


重岡 「小瀧…小瀧、ほんっま良かった…」


優しく抱きしめられたモモは少し嬉しそう。


桐山 「Aちゃんが、凍え死にそうやった望を助けてずっと世話してくれててんて。笑」


重岡 「あれ、どっかで見たことあるような…」


『えっ…』


神山 「いっいや気のせいやろ?てかのんちゃん、今までどこおったん、!?笑」


桐山 「いや、今言うたやん!笑Aちゃんの所におったーって笑」


藤井 「あかん、神ちゃんにしげのアホが移ってもうてる笑」


重岡 「誰がアホじゃい!笑」


笑いに包まれる中、キミはひとり苦笑いだった。


桐山 「よし、じゃあ飯食いに行こやっ!笑」


重岡 「おっええな!淳太の奢りでっ!笑」


中間 「なんでやねん!まぁのんちゃん帰ってきたし…今日だけやで?笑」


そんな中間さんの言葉に皆盛り上がってる。だけど…


小瀧 「あっAさっき食べてへんかった?」


『そう、なんだよね…笑』


濱田 「えーなんで食べてもうたんっ!」


そう拗ねたように言う濱田さんに『賞味期限が近くて、笑』と正直な理由を言う。そしたら皆、納得してくれた…笑


重岡 「あっ神ちゃんも食べてたやんっ自分で作ったお弁当!笑」


その言葉にピクっと反応してしまった。


神山 「おん…やから皆で行っといで?笑」


そう言うキミに皆が「じゃあまた後でなっ!」と声を揃えて言う。

聞こえる扉が閉まった音に静まる楽屋。


神山 「…いつ、こっちに来たん?」


最初に口を開いたのは意外にもキミからだった。


『高校卒業した後、こっちの大学に…通いたくて。』


神山 「そうなんや…」


『うん…神山、さんは夢叶った?』


神山 「…おん。ちょっと似てるやつも見つけた。」


『?…誰に?』


神山 「…別に」

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設定タグ:小瀧望 , 神山智洋 , ジャニーズWEST   
作品ジャンル:恋愛
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Miu(プロフ) - 続き読みたいです!!物語めちゃめちゃ感動しました……泣 (2020年1月8日 0時) (レス) id: 60189c19aa (このIDを非表示/違反報告)
haru. - 続き読みたいです。凄く、感情がわかりやすい読みやすい物語ですね。。応援しとるんで、無理せずに頑張って下さい。 (2019年12月30日 13時) (レス) id: fbf66905a0 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 続きみたいです!!でも無理しないでくださいね、! (2019年12月26日 9時) (レス) id: dfd7d4bf9a (このIDを非表示/違反報告)
west Love - 初めまして、続きが見たいです。これからも応援しとるので頑張って下さい (2019年12月2日 0時) (レス) id: 4778e42e64 (このIDを非表示/違反報告)
rio - 続き見たいー!無理せずお願いしますねw (2019年11月21日 13時) (レス) id: 429f26e0ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひまわり | 作成日時:2019年11月6日 23時

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