WESTボツネタ集

《青》怒られたい流星くん２ ページ46

〆．



何か聞き間違えたのだろうか。



それなら今すぐ耳掃除すべきだ。



「もっかい言ってくれる？」



「せやからぁ、おしり叩いて？って」



「なに？なんで？」



「特別感？



あの怒らへんAが俺にだけは怒って、しかもおしりぺんぺん！んふふ、最高やん」



やっぱこの人Mなんじゃ？



「そんな変態なこと言わないの」



「変態？」



…………流星の目の色が変わる。



「どこが変態なん？怒ってるAが好きなだけやのに。



俺だけが知ってるAの表情を愛でるのは悪いことなん？ええよ、そう思うなら罵って？



俺にしかAを怒らせることはできひんっていうその優越感に浸ったらあかんの？ええよ、そう思うなら唾吐きかけて？



俺だけにしか平手打ちせぇへんAにもっとしてほしいと思うのはおかしいん？ええよ、そう思うなら股間蹴り上げて？」



「Mじゃねぇか」



「口悪いAが可愛すぎてつらたん」



「うるさい」



「しゅき」



「黙れ」



目がキラキラしてる。なぜ？



「感動やわ、もっとイライラしてほしい！」



「信じられない」



「Aーっ♡♡♡」



怒って怒ってと私にしがみつく。



「離して」



「嫌やぁっ！」



「……………言う事聞かないと、怒らないよ？」



ぱっと離れる。



離れたら怒ってもらえる(意味不明すぎる)と思ってか、期待に満ちた目をしている。



しょうがないな。



「日頃の鬱憤晴らすわ」



「やった！♡」



絶対におかしいんだけど、私は流星を喜ばせるのが得意みたい。



もう特別感とか抜きにして、ただ怒られたいんだろうね。



「このド変態野郎がぁ！！！！」



「わー♡♡♡♡」



〆．







ボツ理由:
どこで公開するの、これ。







〆．

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