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《桃》カフェのカレ。 4 ページ44

〆.



放課後。



クラスではどちらかといえば構ってもらえるポジションの私。



休み時間は友達とお喋りしたり、授業中は先生にいじられたり。



人間関係は上手くやっている方だから、放課後に遊びの誘いを断っても嫌な顔をされない。



「まぁた勉強〜?」



「そそそ!」



親の店を継ぐと公言しているので、周りも理解してくれてる。



店の経営って、お父さんは簡単そうにしてるけどすごく難しいと思う。わけがわからないもん。



だからそのために勉強、勉強。



経営を学びたいから、そういう学部に行こうと思ってて。



一度帰宅し、三階の自分の部屋に荷物を置いて着替えてから一階のお店へ。



「Aちゃんが無事帰ってきたって安心したいから、荷物置いたら絶対にお店の方来てね?」とお母さんに言われてる。



望くんも同意。



入口から入れば他のお客さんも不思議に思わない。



「いらっしゃいませ〜!ふふ、おかえり」



レジにいたお母さんがニコッと笑顔を向ける。



「のんちゃーん!一名様ご案内ね!」



「はーい!こちらへどうぞ〜」



そのまんま、少し離れた端っこの席(私だけの特等席なんだとか)に案内され、飲み物と食べ物を注文。簡単に言うとおやつやね。



「アイスココアとホットケーキ、はちみつたっぷり乗せですね?」



「まだ何も言ってないよ?」



「あれ、違う?」



「………違わない」



「んふふ、可愛ええ〜」



私のこと、なんでもわかってるのが照れくさくて嬉しくて、ちょっと悔しい。



ミステリアスな女性の方が魅力的じゃない?子供っぽいって思われてないかな?



ちょっと不安になっていると、それに気付いたのか望くんが笑った。



「Aのこと好きやから、全部わかってまうしわかりたいねん」



………モヤモヤまでわかっちゃうなんて。



「んふふ、望くん、好き」



「なっ……!」



ぶわっと赤くなった望くんの顔を見て、ほっとした。



〆.







ボツ理由:
この二人可愛すぎん?泣きそうになりました。







〆.

《青》怒られたい流星くん1→←《桃》カフェのカレ。 3



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(プロフ) - 『助けて』がものすごく好きで何回も読み直しちゃいます!!作品って出ないですかね、、?( (2021年4月13日 17時) (レス) id: 2564ce127a (このIDを非表示/違反報告)
はゆな(プロフ) - 瀬結さん» コメントありがとうございます♪どうぞどうぞ、私もめちゃくちゃ好きな設定なので普及してほしいです(笑)頭の中でも執筆するでも自由に妄想してくださいませ! (2020年4月2日 11時) (レス) id: 0477dc60f8 (このIDを非表示/違反報告)
瀬結(プロフ) - 『神ちゃんラブな君に。』がドストライクすぎます!!最高です!!勝手に続き妄想しててもいいでしょうか?? (2020年4月2日 7時) (レス) id: 3ef3bc6ba7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カフェのカレ内容好きすぎて…続編期待してもいいですか?! (2019年6月3日 1時) (レス) id: fadb0e3e13 (このIDを非表示/違反報告)
名無し61216号(プロフ) - なつの恋びと最高でした普通に小説で出していただきたいくらいです!これからも頑張ってください (2019年4月30日 16時) (レス) id: f0a5adcd2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はゆな | 作成日時:2019年4月22日 18時

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