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ページ39

〜小瀧side〜


それからその人は全てを俺らに話した


同性ってことでAも信頼してたし

俺らのことをよく分かってくれてた人なだけに

かなりショックやったけど

あんなことされて見過ごすわけにもいかんし

すぐに事情話して警察を呼んでもらった


中「1つだけ言うときますけど

俺らは8人でジャニーズWESTです

誰か1人でも欠けたらあかんし

そんなことしてまで高みにいこうなんか

誰1人思ってないんで

……残念でしたね

伊達に俺たちジュニアから

10年近く一緒に過ごしてないんで

あなた程度の力じゃ壊れないですよ?」


淳太が最後に彼女へ言った言葉

その目には抑えきれん怒りが滲んでた
















__________________________
〜Aside〜


なんやろ…なんかフワフワする

周りには草原が広がってて

色とりどりの花が咲き乱れてる

雲が近くて空は透き通ったみたいに綺麗な水色


あ、せっかくやし

みんなに花束作ったげよ!


花を摘もうとしゃがんだとき

遠くから私を呼ぶ声がした気がした
























微かに重い瞼をあげると

心配そうに私を見つめる見慣れた顔が7つ

パァっと笑顔に変わる


"あれ……?私…"


どういう状況やろう?と思ったら

望が泣きながら謝ってきた


小「Aっ、ごめんな……ごめん」

"え?……えっ?"

藤「A、ステージから落ちてん…」

重「覚えてるか?」


………あっ!思い出した

照明が落ちて真っ暗になったときに

誰かに肩を抱かれて……


"思い出した!!

真っ暗になって…怖くなって

適当に歩いて落ちてん…そう!!!"


さすがに誰かに突き落とされたなんか

心配かけるの分かってて言わへんかったら

みんな困ったように苦笑いしてる


桐「A、もうええねんで?

怖かったやろ…」

"え?"

神「俺らほんまのこと知ってるから…」

中「怖い思い、痛い思いさしてごめんな」

"いや……ううん…

………あの人は?"

重「お前…誰か分かってたんか?」

"うん、落ちる寸前に香水の匂いで……"

濱「……警察に言うた」

"……そっか"



それ以上は誰も彼女のことについて触れんかった

私の怪我も比較的軽く済んで

無事にツアー初日から8人で

ステージに立つことができた

マネキン→←*



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美紀 - WEST大好きで緑と青とピンク色寄りのオールジャス民です最高です (2019年6月27日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
キーボード - リクエストいいですか?主人公が生後2ヶ月ぐらいで、オムツをする話しが見たいです (2018年3月27日 13時) (レス) id: 788eb05666 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなやん。 | 作成日時:2018年3月17日 23時

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