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赤side
みんなを待っとる時、近くにおった男の子がふと目に入った。
壁に手をついて、頭を抱えて。
どこかふらついて見えるその姿は、なんか様子がおかしい。
なんでか、放っておくことは出来ひんくて。
流星の声を無視してその男の子に駆け寄った。
「ちょ、大丈夫ですか！？」
ガクッと座り込んでしまったその子からは、大丈夫っていうか細い声が返ってきただけ。
でも、その声は、どこか聞き覚えのある声で。
心臓がドクドクって波打つのが、自分でも分かった。
いや、まさか···そんなこと···
「立てますか？」
しぼりだした、声が震える。
差し出した手さえも、情けなく震えていた。
？「すみません···ありがとうございます」
···時が、止まったかのような感覚。
俺を見つめたその人は、間違いなく神ちゃんで。
「···神ちゃん？」
俺たちがずっと、待ち望んだ人。
緑「え···？」
「神ちゃん！神ちゃんやんなぁ！！」
思わず、肩をつかんだ·······はずやった。
バシンって音と共に、弾かれた自分の手。
緑「···だれやねんっ···」
「え？」
頭をおさえて息を荒くする神ちゃんと、呆然と立ち尽くす俺。
緑「俺は···あんたのことなんか知らんねんっ！！」
その言葉が、俺の心に重くのしかかった。
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澄子(仮名) - 何回見ても泣けます！コメントを書いているときも泣いています!感動系を初めて見させていただいたのがこの小説なんです。このまま頑張って書いてください。長々と失礼いたしました (2018年10月1日 17時) (
レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
♪♪♪ - 続き楽しみにしときます！ (2018年9月18日 18時) (レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
みーさん - 号泣しました 涙が止まりません！ (2018年9月18日 18時) (レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
プリッツ - とても面白いです！ (2018年3月19日 1時) (レス) id: 95e9ce1329 (このIDを非表示/違反報告)
モンチ(プロフ) - コメント失礼します！私、こういう作品待ってたんです！これから頑張って下さい！ (2017年9月19日 23時) (レス) id: 800d585497 (このIDを非表示/違反報告)
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