戦いたくない兎2。

お買い物！ ページ3

ー翌日ー

「パウリーさーん！」

パ「うるせぇハレンチ！！近寄んな！！」

あらぁ、酷いわぁそんな事言うなんて！

カクさんと一緒に来てくれたから完全復活？って思ったのに〜。

なんで来たのかしら？

カ「照れとるだけじゃ、気にしちゃいかんぞいA」

「うふふ！分かってるわぁ、初めて会った時からずーっと照れてばかりだもの！」

パ「てめぇらっ！！誰が照れ屋だ！！」

ク「…お前ら仕事どーしたのよ」

あらぁクザンさんったらすんっごく大きなため息なんかついちゃって…

お疲れなのねぇ。

パ「俺は仕事にでるつもりだったんだ！！でもアイスバーグさんが昨日迷惑かけたんだから荷物持ちでもしてこいって言って追い出したんだよ！！」

ク「あらら。とんだ迷惑だ」

「迷惑だなんてそんなねぇ〜。でも荷物持ちが来てくれたのは嬉しいわぁ、いーっぱい買うから頑張ってね！パウリーさん！」

カ「そんじゃそろそろ行くかの。明日には帰るんじゃろ？」

「えぇ！」

さてどんな物があるかしらぁ？

ふふ！とても楽しみだわぁ〜！

―――

――

「あ！あそこのお店もいいわね。ちょっと見てくるわ〜」

ク「…あー…ドンマイだな、兄ちゃん」

カ「さすがに少しばかり同情するわい」

パ「ま…前が見えねぇ」

半日経った今。

欲しかった物をぜーんぶ買ってたら荷物が大変な事になっちゃった。

でもパウリーさんが全部持ってくれてるからとても楽だわぁ〜

店「ありがとうございました〜」

「ふふ！とても可愛いものが手に入ったわ！はい、パウリーさん！」

パ「お前もういいだろ！！どんだけ買えば気が済むんだ！！」

「んー。あともう少し！だってここ素敵なものが多いんだもの〜」

パ「だからって量を考えろバカ女！！もう前見えねぇんだよ！！」

「あらぁ、バカ女だなんて…パウリーさん…」

パ「あ？ーっっ！？！///」

「もう…頑張れないかしら？」

パウリーさんの横に立って見上げて見れば途端に顔を真っ赤にしちゃったわぁ

なんでかしら？見上げられるのも慣れてないとか？

カ「そんな上目遣いされたら頑張るしかないのう、パウリー」

ク「それ俺もやってほしいわ。」

「？？」

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