告白その12 ページ13
*
お出かけ当日。
いつもはしないメイクを少しだけやってみたり、かわいいワンピースを着てみたり、ヘアアレンジを頑張ってみたり。
気合を入れて部屋を出ると、轟くんが待っていてくれた。
「お、おはよう!」
「おはよう」
いつも通りあいさつを交わす。
あれ、私いつもと同じように見えるのかな?
そう思って轟くんを見上げると、少しだけ顔を紅くした彼がいた。
「なんか、いつもと違ぇな」
「う、うん。ちょっと頑張ってみたの…」
恥ずかしくなってまた俯く。
でも、気づいてもらえて良かった。
「よし、行くか」
そういって手を差し出す轟くん。
これは、手を繋いげということでしょうか…?
いやでもここまだ寮だし。
「手、繋がねぇのか?」
「あ、繋がせていただきます…」
恥ずかしいから、そっと轟くんの小指を握る。
あぁもう、これが限界!!
もし誰かと会ったらどうしよう…
*
物影
お茶子「なんなんだあのかわいい生き物たちは!!」
芦戸「小指握ってるよ!小指!」
百「これが男女交際というものですのね!!」
*
490人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
婾纚儺 - ほっこりホコホコ (2018年12月2日 8時) (レス) id: abf7718af2 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - メダカさん» ほっこりしていただけたのならとても嬉しいです!コメントありがとうございます! (2018年8月25日 22時) (レス) id: 6cc8b71c99 (このIDを非表示/違反報告)
メダカ - 番外編も可愛かったぁ〜(*´∀`*)ほっこり(*´`*) (2018年8月25日 18時) (携帯から) (レス) id: 238af52e71 (このIDを非表示/違反報告)
れの(プロフ) - 杏さん» わかりにくくて申し訳ありません!もともと急須にお茶が入ってて、その急須に入っているお茶をティーカップに注いでいるという状況です。 (2018年8月21日 10時) (レス) id: 6cc8b71c99 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 急須にお茶いれてるんじゃなくて、ティーカップなんですか?? (2018年8月21日 9時) (レス) id: 664b772586 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れの | 作成日時:2018年8月19日 21時