酒場のマスターはトリッパー II

54杯目 ページ7

「よろしくな、ソラ」(ニコッ)

フワッとした微笑みを返してくれたので、私は慌てて後ろを向き両頬に手を当てた。

「すいません、15秒待って・・・‼」(切実に‼)

無理無理無理無理無理！

推しにな、な、ななななな名前呼び！

(いや希望したの自分だよ)

顔が熱い///////////

なぜこうも推しは私のHPを削っていくのか⁉

(おいおい何言ってんだよ、自分の定義思い出せ)

あぁそうだったね、推しだからHP削ってくるんじゃなくて、HP削ってくるから推しなんだよね！

っし、落ち着いたぜ！(一割がたな)

「ごめんごめん、ところでさっきなんか言いかけてなかった？」

「ああいや、手前も用事あるのに俺なんかに付き合ってていいのか？ て思ってな」

「大丈夫だよ、私が付いて行きたいだけだから」

あれ・・・ これただのストーカー発言？

ーーーー泣く。。。

「・・・」

推しに引かれたか、、、

「ならまずはお前の用事から済ませるぞ」

「⁉ え、い、いいの？」

「あぁ」

あぁぁぁぁああ！！！！！

神ありがとう‼‼

よし、今日命日になっても構わない！

でもこれなんかデートみたいだなぁ(((

すいません調子乗ってましたごめんなさい。

私あくまで中也とは友達なんだからしっかりしろ！









(なんかこれデートみたいになってねぇか？/////)

お互い似たようなことを考えていることを知らない。

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