紅茶兄妹は今日も【ヘタリア】

つづきー！ ページ14

ルアンside









Aの部屋を出た後。兄貴こと、イギリスに電話中の俺。







ルアン
　「多分、季節の変わり目…なんだろうけどさ。

それ終わったらでいいからさこっち来てくんね？」





英〈リミアが熱なぁ…そこまでの無理する必要があったのか…？とりあえず、こっちの用済ませたらお前らの家行くから〉







英〈早めに済ませる〉



ルアン
　「thank you．シーランドにもそのくらい優しくしてやれよ」







英〈それとこれとは別。じゃ、俺そろそろ〉

ﾋﾟｯ







電話切られた…何すりゃあ良いんだろ、俺熱出した事ないから分からん…



















？「おーい、リミア！いるかい？」

？「待ってくれよ、兄弟…姉さんに僕話したいことが」





ルアン
　「アメリカとカナダ。Aなら熱出して部屋で寝てる」




　



なんでこういう時に限って、人じゃない、国は来るんだろうな。

来るのは兄貴だけで良かったのに…。






米「風邪ってやつかい？」

ルアン
　「その風邪だよ。仕事のし過ぎと、季節の変わり目じゃね？」













英「今来た…」

兄貴登場。思ってたより早い。






米「風邪ってなんだい？そんなものハンバーガーさえあれば治るだろう？」
　

ルアン
　「お前論外、黙ってろ」




英「やられた記憶あり」
あーあ、言い合いが…始まる。




ルアン
　「カナダはどう思う？」

加「解熱剤って言うんですか、あれを飲んでもらうのが1番です」











ルアン
　「あいつ、薬飲まない…」

加「だったらメープルに混ぜちゃいましょう、僕がやっときます。アメリカ、手伝ってくれないかい？」




米「もちろんなんだぞ、HEROだからね！」


カナダ、niceだわ。アメリカ専門じゃん、もう。(なんで)





ルアン
　「俺はタオルとか水とか用意するから。兄貴はAの側に」


英「お前じゃなくていいのか？」




ルアン
　「Aの小さい頃から側にいた兄貴の方があいつも安心するだろ？」



兄貴が部屋に行って、俺はタオルの準備を始めた。














ルアン
　「タオル持ってきた」

英「thank you．たっく、なんでこんなになるまで気づかなかったんだが…」





兄貴の手にある体温計には38度6という数字が表示されている。

相変わらず測られている相手は寝ているのだった。


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長いです、ごめんなさい

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