6話 ページ7
出久side
『あ"あ"あ"ぁぁっ』
吹っ飛んだコンクリートの破片は腕に刺さっていた様で、彼の悲鳴が上がった。
そのまま風に吹き飛ばされ壁に激突していた。
激突してから少しのして、彼は膝から崩れ落ちた。
出「おっと…」
床にはコンクリートの破片などが落ちているので倒れると同時に刺さったらいけないと倒れる前に抱きとめた。
そうしている間に外では、かっちゃんや轟君が事態を収束していた。
爆「おいクソナード！てめぇ今までどこほっつき歩い
てやがった！」
出「ごめんかっちゃん、ちょっと手間取っちゃって」
轟「緑谷が抱えてるそいつは？」
轟君は僕が抱えてる男の子を指して言った。
出「建物の中に居たんだ。
たぶんこの子が回復をしてたのかな？でも何の個
性かがさっぱり分からないんだ。だから警察に身
元確認をしてもらおうと思って」
轟「そうか」
轟君は短く返事を言って被害状況を確認しに行った。
この子が未成年ならきっと敵予備軍となるだろうから目が覚める前に色々知っておきたいんだよな。
そんな子を思いながら腕の中で気絶している彼を病院へ連れて行った。
看「2週間は入院となります。右手の傷は深いですが
大したことはありません…ですが、壁に打ち付け
たことによる肋骨の骨折、傷からの発熱がひどい
ので。」
出「分かりました。病室で見張りをしたいんですが
大丈夫ですか？」
看「はい、問題ありません。目が覚めた際はお知らせ
ください」
そう言って看護師さんは病室を出て行った。
発明さんが敵予備軍のために作ってくれた個性制御装置を彼の腕に付けておく。
これで7割個性を使えなくなった。
でも強力な個性で上回られても困るそれに病院でコンクリートで反撃されては堪ったもんじゃない。
僕は無事制御装置を疲れたので少し一休みにとコーヒーを買いに行った。
この行動が間違いだとも気づかずに…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空(プロフ) - あゆみさん有難う御座います！頑張ります！ (2020年1月9日 21時) (
レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます ！！ (2020年1月9日 19時) (レス) id: 1248570467 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 有難う御座います！初めて書いたのでそう言ってもらえると嬉しいです！ (2020年1月8日 7時) (レス) id: 41d6d0c3cc (このIDを非表示/違反報告)
律 - とても面白いです！ (2020年1月8日 1時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：空 | 作成日時：2020年1月2日 10時
