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その後姉さんは僕と話したいと言って2人を部屋から出した。
「何？話って」
わざわざ2人になって話すまでのことなのかと少し身構えていると、姉さんは僕が大好きな笑顔で話し始めた。
「ごめんね無一郎」
「え、なんで謝るの？姉さんは」
「私知ってたんだ。無一郎が私を恋愛的に好きなこと」
「え､､､､？」
部屋が静かすぎて僕の心臓の音がものすごく速いのに気づいた。
「なん、で」
「わかるわよ。だって無一郎素直だもの」
なんだ、必死に隠してた僕がバカみたいじゃん。
「そっか､､､､」
「うん､､､だからごめんね。叶えてあげられなくて」
「そんな、姉さんは悪くないよ」
「でも､､､､」
本当、姉さんはずっと優しいよね。
今日くらい、その優しさにつけ込んでもいい？
「じゃあさ＿＿＿。」
「盗み聞きなんて、趣味悪いですね」
「結婚式当日に新婦を口説くお前に言われたくはないな」
「､､､､これ、姉さんに」
僕と入れ違いに部屋に入る冨岡さんにプレゼント用に買ったアイレンの花のバッジを押し付け、兄さんの元へ歩いた。
アイレン【幸せになってください】
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花咲あずみ - 瑠璃さん» コメントありがとうございます。励みになります！頑張ります (8月18日 11時) (
レス) id: e15ecd0c92 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 初コメ失礼します。凄く面白くて一気に読んじゃいました！これからも頑張ってください！ (8月18日 11時) (レス) @page22 id: 81aa96cf69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花咲 あずみ | 作成日時：2024年8月11日 20時
