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77,最後まで困惑 ページ32

「言っちゃダメだからね、爆豪君。言ったら絶交だからね」

「絶交したって痛くも痒くもねぇわ」

ですよねー。

あー、どうしよう。
爆豪君に弱み握られちゃったよ…

「頼む!幼馴染という仲に免じて
黙っててくれー!爆豪君、いや爆豪様!」

「やめろ余計にムカつく」

っだぁああ
どうすればいいんやぁ!

「A」

「はい…」

「ヒーローなんかやめちまえ」

…はい?

「流れに囚われんじゃねぇ。
お前は自分を大事にしなさすぎんだよ」

「大事に…してるよ」

自分に甘えたからこそ、今こうやって
ヴィランでいるんじゃないか

「私、皆といる事が楽しい。だから
繋がりを消しちゃう事…したくないな」

もう、本心か虚言か分からなかった。

ただ一つだけ分かることは、
台本のように用意していたセリフではく

自然に漏れた言葉だって事。

「嘘ついてんじゃねぇよ、
泣き虫Aの癖に」

「…え、少なくとも貴方の前で
泣いた覚えはないのですが!?」

「そォかもな」

なんなん!?

相変わらず
わっかんないなぁ、爆豪君は…

「もう寝ろ、
明日ぶっ倒れても知んねぇぞ」

ポン、と頭に手を置かれたかと思うと
ぐしゃぐしゃと乱暴にかき回された。

「皆には…黙っててくれる?」

「は、俺が言いふらして回るとでも?
そんなにお人好しじゃねぇっつの」

その言葉を聞いた時、
視界がパァっと鮮やかに開けた

「さっすが爆豪君!お詫びに
なんでも言う事聞くから頼ってね!」

「誰がおめぇなんかに頼むかよ」

そう吐き捨てた爆豪君は、
立ち上がった。

そのままひらを返して帰るのかと思いきや
ピタリと動きを止める

「…なんでも、つったよな。A」

「ん?うん。
あ、でも死ねとかは無理だからね」

「分かっとるわボケ」

向き直った爆豪君が大きな右手を伸ばして
私の首根っこに手を回したかと思うと、

そのまま引き寄せられた

「へ?」

すとんと爆豪君の胸板に収まり、
強く抱きしめられる。

「ば、ばばバグゴー君!?」

「黙れボケカス。黙って頼まれてろ」

た、頼まれてろって何を!?

「 どうしようもねぇ時んなったら
俺を頼れ。誰よりも先に、俺に言え」

爆豪君の声が、間近に聞こえる

「お前の障害になる全てを
ぶっ飛ばしてやっからよ」

「爆豪君…もしかして、」

…もしかして、知ってるの?
私が…小さい頃に泣いてた時の事を

するりと離れた手が、温もりが
また不安にさせる

一言も喋る事もなく、
爆豪君は去っていった

「何だったんだ…」

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無希(プロフ) - 愛花さん» ありがたきお言葉をありがとうございます!この上ない幸せです…ヒロアカ良いですよね!原作をリスペクト出来る作品であり続けたいと思っています!ので、頑張ります!!コメント頂きありがとうございましたー! (3月7日 1時) (レス) id: 4a49e8f9ee (このIDを非表示/違反報告)
愛花 - 最高です…!ヒロアカ大好き! (3月6日 10時) (レス) id: e76711cd26 (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 蚊さん» 自分らしく、と言うのはとても難しいですし、そう簡単に出来る世の中ではありませんが、私は貴方様を応援しています!!私もこの作品を通して貴方様に出会えて本当に良かったです!何かあったら、またいつでも いらっしゃって下さい!本当にありがとうございました! (11月30日 15時) (レス) id: 285300d98d (このIDを非表示/違反報告)
無希(プロフ) - 蚊さん» ひゃああ本当ですかありがとうございます…そして生きてて下さってありがとうございます。どんなに周りが言っても、一番辛くてキツイのは貴方様です。だから貴方様の事を理解してくれない(最低な)担任の先生に左右されず、自分らしくいて下さい。 (11月30日 15時) (レス) id: 285300d98d (このIDを非表示/違反報告)
- これからも頑張って! (11月28日 21時) (レス) id: 246313809f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無希 | 作成日時:2017年3月4日 0時

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